MENU

セナクリアの成分は?3つの有効成分がニキビに働く仕組みを解説

まず結論からいうと、セナクリアには、サリチル酸・エタノール・アラントインの3つの有効成分が配合されています。

サリチル酸が古い角質をやわらかくして毛穴詰まりに働きかけ、エタノールとサリチル酸がニキビの原因菌を殺菌。さらに、アラントインが炎症を抑えて皮膚組織の修復を助けます。

毛穴詰まり、原因菌、炎症という異なるポイントへ働きかけることで、現在できているニキビを治療する第2類医薬品です。

この記事では、セナクリアの有効成分と添加物、それぞれがニキビにどのように働くのかを分かりやすく解説します。

目次

セナクリアの有効成分は3種類

セナクリアには、100g中に次の3つの有効成分が配合されています。

有効成分 100g中の配合量 主な働き ニキビへの作用
サリチル酸 0.5g 角質をやわらかくする・殺菌する 毛穴詰まりと原因菌に働きかける
エタノール 22.84g 患部を殺菌する ニキビの原因菌に働きかける
アラントイン 0.2g 炎症を抑え、皮膚組織の修復を助ける ニキビの赤みや炎症に働きかける

3つの有効成分の役割を簡単にまとめると、次のようになります。

  1. サリチル酸が古い角質をやわらかくし、毛穴詰まりに働きかける
  2. サリチル酸とエタノールがニキビの原因菌を殺菌する
  3. アラントインが炎症を抑え、傷ついた皮膚組織の修復を助ける

    一つの成分だけでなく、複数の成分がそれぞれ異なる役割を担っています。

    セナクリアの成分はニキビにどう働く?

    ニキビは、古い角質による毛穴詰まりや原因菌の増殖、炎症などが重なって起こります。

    セナクリアは、毛穴詰まり・原因菌・炎症のそれぞれに働く有効成分を組み合わせた処方です。

    1.サリチル酸

    サリチル酸は、古くなった角質をやわらかくする成分です。

    皮膚表面に古い角質がたまると、皮脂の出口となる毛穴が詰まりやすくなります。サリチル酸が角質をやわらかくすることで、毛穴詰まりに働きかけます。

    また、サリチル酸には弱い抗菌・防腐作用もあります。セナクリアでは、エタノールとともにニキビの原因菌へ働きかける役割も担っています。

    サリチル酸の働き ニキビとの関係
    古い角質をやわらかくする 毛穴に角質が詰まった状態へ働きかける
    殺菌する ニキビの原因菌へ働きかける

    ただし、「毛穴の汚れを完全に取り除く」「角栓をすべて溶かす」といった成分ではありません。

    セナクリアは、用法・用量を守って患部へ使用する医薬品です。ピーリング化粧品のように、顔や体全体の角質ケアを目的として使用するものではありません。

    2.エタノール

    エタノールは、細菌を殺菌する成分です。

    セナクリアには100g中22.84gのエタノールが配合されており、サリチル酸とともにニキビの原因菌へ働きかけます。

    ニキビのある部分を清潔に保つための化粧品成分としてではなく、医薬品の効果を担う有効成分として配合されています。

    一方、エタノールを含む外用薬は、肌質や患部の状態によって乾燥や刺激を感じる場合があります。

    傷口に使用したときにしみたり、肌に赤みが出たりした場合は、そのまま使用を続けず、後述する使用上の注意に従って対応してください。

    3.アラントイン

    アラントインは、ニキビによる炎症を抑え、傷ついた皮膚組織の修復を助ける成分です。

    サリチル酸とエタノールが毛穴詰まりや原因菌に働きかけるのに対し、アラントインはニキビの赤みや炎症に働きかけます。

    アラントインの働き ニキビとの関係
    炎症を抑える ニキビによる赤みや炎症に働きかける
    皮膚組織の修復を助ける ニキビによって傷ついた皮膚の回復を助ける

     

    セナクリアは3つの成分でニキビの異なる要因に働く

    セナクリアの3つの有効成分は、それぞれが独立しているのではなく、ニキビを治療するために異なる役割を分担しています。

    ニキビに関わる要因 働きかける有効成分 成分の役割
    古い角質や毛穴詰まり サリチル酸 角質をやわらかくする
    ニキビの原因菌 サリチル酸・エタノール 患部を殺菌する
    ニキビの赤みや炎症 アラントイン 炎症を抑える
    傷ついた皮膚組織 アラントイン 皮膚組織の修復を助ける

    セナクリアは、単に患部を殺菌するだけの薬ではありません。

    サリチル酸が角質をやわらかくし、エタノールとサリチル酸が原因菌を殺菌。アラントインが炎症を抑えて皮膚組織の修復を助けるという仕組みです。

    有効成分と添加物の違い

    セナクリアの成分表示には、有効成分のほかに添加物も記載されています。

    有効成分と添加物では、製品の中で担っている役割が異なります。

    有効成分はニキビへの効果を担う成分

    有効成分とは、医薬品の効能・効果を発揮するために配合されている成分です。

    セナクリアでは、次の3つが有効成分にあたります。

    • アラントイン
    • サリチル酸
    • エタノール

      セナクリアは、これらの有効成分によって「にきび」への効能・効果が認められた第2類医薬品です。

      セナクリアに配合されている添加物

      セナクリアには、次の添加物が配合されています。

      添加物 一般的な配合目的
      グリセリン 製剤の基剤や湿潤剤として使用される
      パラオキシ安息香酸メチル 製品の品質を保つ防腐剤として使用される
      クエン酸水和物 製剤のpH調整などに使用される
      クエン酸ナトリウム水和物 製剤のpHを調整・安定させるために使用される

      添加物は、製品の品質や使用性を保つために配合される成分です。

      ニキビへの効能・効果を担う有効成分とは異なります。

      なお、メーカー公式では、それぞれの添加物についてセナクリア内での具体的な配合目的までは示されていません。表に記載した内容は、各成分の一般的な用途です。

      セナクリアにステロイドは入っている?

      ニキビ治療をするにあたって一番気になるのは、ステロイドの有無。

      セナクリアの公式な成分一覧に、ステロイド成分は記載されていません

      ステロイドを避けてニキビを治療したい人には選択肢のひとつとなるでしょう。

      サリチル酸やエタノールによる刺激はある?

      セナクリアは医薬品として認められた用法・用量で使用する商品ですが、肌質や患部の状態によっては刺激を感じる場合があります。

      特に、傷のある部分への使用や、エタノールを含む製品で刺激を感じやすい人は注意が必要です。

      傷のある部分はしみる場合がある

      セナクリアを傷口に使用すると、しみる、ヒリヒリするなどの一時的な刺激があらわれる場合があります。

      ニキビを潰した直後や、かゆみで掻き壊した部分などは傷になっている可能性があります。

      刺激が気になる場合は、使用を中止してください。

      乾燥や赤みが出る場合がある

      セナクリアの使用により、皮膚が多少乾燥したり、赤みがさしたりすることがあります。

      乾燥や赤みが気になる場合は、一度使用を中止してください。

      再び使用するときは、使用間隔をあけるよう案内されています。

      初めて使う前は腕の内側などで確認する

      セナクリアを初めて使用する場合は、腕の内側などに少量を塗り、一晩そのままにして肌の状態を確認します。

      翌朝、塗った部分に発疹・発赤、かゆみなどがあらわれた場合は使用を避けてください。

      背中や顔などの広い範囲に使用する前に、自分の肌に合うか確認しておくことが大切です。

      セナクリアとセナクリアライトの成分の違い

      セナクリアには、名称がよく似た「セナクリアライト」という商品もあります。

      セナクリアライトは、セナクリアの成分を少なくした商品ではありません。商品区分や有効成分、使用目的が異なる別の商品です。

      比較項目 セナクリア セナクリアライト
      商品区分 第2類医薬品 医薬部外品
      主な目的 現在できているニキビの治療 ニキビを防ぐためのボディケア
      有効成分 アラントイン、サリチル酸、エタノール グリチルリチン酸ジカリウム、イソプロピルメチルフェノール
      内容量 100mL 50g
      選び方 今あるニキビを治療したい人 繰り返す背中ニキビを予防したい人

      セナクリアライトには、抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムと、殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールが配合されています。

      現在できているニキビを医薬品で治療したい場合はセナクリア、ニキビを防ぐためのボディケアを取り入れたい場合はセナクリアライトが選択肢になります。

      セナクリアの成分が向いている人・注意したい人

      セナクリアは、毛穴詰まり・原因菌・炎症に働く有効成分を配合したニキビ治療薬です。

      一方、肌質や症状によっては、使用前に医師や薬剤師などへの相談が必要です。

      セナクリアが向いている人

      • 現在できているニキビを医薬品で治療したい人
      • 化粧品ではなく「にきび」に効く医薬品を探している人
      • 背中や肩など、手が届きにくい部分のニキビを治療したい人
      • 毛穴詰まり・原因菌・炎症へ複数の角度から働く薬を探している人
      • ステロイドを配合していないニキビ治療薬を探している人

      使用前に注意したい人

      • エタノールを含む化粧品や外用薬で刺激を感じやすい人
      • 医師による治療を受けている人
      • 薬などでアレルギー症状を起こしたことがある人
      • 患部が広範囲に及んでいる人
      • 湿潤やただれがひどい人
      • 深い傷やひどいやけどがある人
      • 硬いしこりがあるなど症状が重い人

      該当する場合は、使用前に医師、薬剤師または登録販売者へ相談してください。

      また、背中や顔にあるブツブツがニキビか分からない場合も、自己判断で使用せず専門家へ相談しましょう。

      セナクリアの成分に関するよくある質問

      セナクリアにはアルコールが入っていますか?

      セナクリアには、有効成分としてエタノールが100g中22.84g配合されています。

      エタノールは、ニキビの原因菌を殺菌する役割を担う成分です。

      アルコールを含む製品で刺激を感じやすい場合は、使用前に腕の内側などへ少量を塗り、肌の状態を確認してください。

      セナクリアにはステロイドが入っていますか?

      セナクリアの公式な成分一覧に、ステロイド成分は記載されていません。

      有効成分は、アラントイン・サリチル酸・エタノールの3種類です。

      ただし、ステロイドが入っていないから副作用が起こらないという意味ではありません。使用後に発疹・発赤、かゆみなどが出た場合は使用を中止してください。

      サリチル酸はニキビにどのように働きますか?

      サリチル酸は、古くなった角質をやわらかくし、毛穴詰まりに働きかける成分です。

      また、殺菌作用もあり、エタノールとともにニキビの原因菌へ働きかけます。

      アラントインはニキビ跡にも効きますか?

      アラントインは、ニキビの炎症を抑え、傷ついた皮膚組織の修復を助ける成分です。

      ただし、セナクリアに認められている効能・効果は「にきび」であり、ニキビ跡や色素沈着、クレーターを改善する効能は含まれていません。

      セナクリアは殺菌成分だけの薬ですか?

      セナクリアは、殺菌成分だけを配合した薬ではありません。

      サリチル酸が古い角質をやわらかくして毛穴詰まりに働き、エタノールとサリチル酸が原因菌を殺菌します。

      さらに、アラントインが炎症を抑えて皮膚組織の修復を助けます。

      添加物にもニキビを治す効果がありますか?

      セナクリアのニキビへの効能・効果を担うのは、アラントイン・サリチル酸・エタノールの3つの有効成分です。

      グリセリンなどの添加物は、製剤の品質や使用性を保つために配合されています。

      セナクリアに保湿成分は入っていますか?

      添加物としてグリセリンが配合されています。

      グリセリンは一般的に湿潤剤などとして使用される成分ですが、セナクリアは肌の保湿を目的とした化粧品ではありません。

      あくまで「にきび」を治療する第2類医薬品です。

      セナクリアの成分は顔にも使えますか?

      セナクリアは、背中だけでなく顔のニキビにも使用できます。

      ただし、顔へ直接スプレーしてはいけません。適量を手に取り、ニキビのある部分へ塗布してください。

      目や目の周囲、口や鼻の中などの粘膜には使用できません。

      セナクリアは3つの有効成分でニキビを治療する医薬品

      セナクリアには、サリチル酸・エタノール・アラントインの3つの有効成分が配合されています。

      サリチル酸は古い角質をやわらかくし、毛穴詰まりに働きかける成分です。エタノールとサリチル酸は、ニキビの原因菌を殺菌します。

      さらに、アラントインがニキビの炎症を抑え、傷ついた皮膚組織の修復を助けます。

      公式の成分一覧にステロイドは記載されていませんが、肌質や患部の状態によっては、乾燥や赤み、発疹・かゆみなどがあらわれる場合があります。

      使用前に成分と注意事項を確認し、朝と晩の1日2回、用法・用量を守って使用しましょう。

       

      目次