千葉県はアクアラインで繋がり、東京都内からのアクセスがとても便利なスポットです。また、自然とアクティビティが共存していて、ペット連れでも楽しめる公園やお買い物スポットが充実しています。今回は、千葉にあるリピート必至の魅力的な公園を紹介します。
マザー牧場
犬と一緒に動物たちのエリアを散歩できる
マザー牧場は犬同伴で入場できて、間近で牛や羊・ブタといった動物たちを見ることができるファミリーで楽しめるスポットです。子ブタレースや牛の乳搾りなど動物たちとのふれあいが楽しめる他、広い敷地では春に菜の花が咲き誇り、秋から冬にかけてはイルミネーションが堪能できます。
残念ながら犬以外のペットは入場できませんので気を付けましょう。また、一部分、犬と共に入場できないエリアがあります。牧羊犬が作業をするエリアは、トラブルを避けるために犬は立ち入りできませんので、注意が必要です。
小動物や家畜などに反応する犬は、動物たちを驚かせないように距離を取っての利用を心がけましょう。特に、猟犬・牧畜犬タイプの犬は、動物を見て吠え立てる・興奮する傾向があるようなので気をつけたいですね。
動物のふれあいゾーンには犬は入れません。犬の入場には1頭600円の入場料金が必要となります。また、犬専用のマザー・2イヤーズ・パスがあり、1,800円で2年間、犬がマザー牧場に入場できます。犬連れでリピーターになろうと考えている方にはお得なパスですね。
巻き取り式リードは事故防止のため使用できません。入場の際にはノーマルなリードをつけて入場しましょう。
イルミネーションもおすすめ
マザー牧場は、秋から冬の時期のイルミネーションがおすすめです。2018〜2019年は全面リニューアルして、「光の花園」と題して開催されます。
カラフルな花畑がイルミネーションで再現されるそうですよ。イルミネーションを愛犬と一緒に歩いて楽しみましょう。暗い場所になりますので、愛犬にお散歩ライトを装着するなど、事故防止を工夫してくださいね。
全面天然芝のドッグラン！貸切利用も可能
マザー牧場のドッグランは足に優しい、全面天然芝になっています。
エリアは「子犬・小型犬」「中・大型犬」「貸切エリア」があり、ウッドデッキやベンチが用意されていますので、飼い主が休憩できる場所もあって快適です。
「貸切エリア(1組15分)」は、フライングディスクボールなどを愛犬と思い切りエンジョイするにはもってこいですね。
愛犬OKの席もあり・ジンギスカンガーデンズ
基本的には場内の飲食施設、売店の中に犬は同伴できませんが、各所の飲食施設の指定の場所で犬連れで食事ができます。屋外席が多いですが、中でも注目したいのは、犬連れでジンギスカンBBQを楽しめるレストランです。
ジンギスカンガーデンには、屋内にも犬連れエリアがあります。犬連れでジンギスカンを楽しめるのは嬉しいですね。席に限りがありますので、時間に余裕をもって利用しましょう。
三井アウトレットパーク木更津
ペット連れでお買い物が楽しめる！リニューアルオープンで日本一の店舗数に
三井アウトレットパーク木更津は、2018年10月にグレードアップオープンをして、日本一の店舗数にリニューアルした大注目のアウトレットモールです。その店舗数は300店を超え、日本初出店の店も数多く、家族それぞれのニーズに合わせたバラエティ豊かなラインナップとなっています。
また、東京湾アクアラインを使ってアクセスできるため、東京駅から車で45分というアクセスの良さも魅力のひとつでしょう。ドライブの途中で、パーキングエリア・海ほたるに立ち寄るにもいいですね。ペットを休憩させてあげるためにも途中下車をして景色を楽しみましょう。
入店できるお店と入店できないお店のマークに注目！
ペット連れに優しい三井アウトレットパーク木更津ですが、基本的にお店に入店する場合はペットキャリー、またはペットカートにペットを入れる・もしくは抱きかかえて入店するルールになっています。
これは、ペットが苦手である、もしくはアレルギーの方もいるため、配慮が必要だからです。通常のアウトレットでは、家族で訪れても交代で、誰かがペットと一緒に外で待機する必要があります。
ペットの入店に関しては、各店舗に貼られたマークをよく確認しましょう。「WELCOME」という緑色のステッカーは入店OKのお店です。
「SORRY」という赤いステッカーが貼ってあるお店には残念ながらペットは入店はできません。入店可能なお店の中ではペットが苦手な方もいることも考慮しつつ、マナーを守ってお買い物を楽しみましょう。
フードコートやウェルカムホールなどは、ペット連れでの利用はできませんので気を付けてください。
犬の休憩所・ドッグレストを利用しよう
三井アウトレットパーク木更津には、ドッグレストという犬を歩かせることができる休憩所スペースがあります。飼い主が利用できるベンチ、犬用の水飲み場、足洗い場が用意されていて芝生になっており、愛犬がホッとできるスペースになっています。
ドッグランではありませんので、必ずリードを着用して激しく走らせるといったことは避けるようにしましょう。ずっと抱っこやキャリーの中ですと、犬もストレスがたまってしまいますので、こういったスペースはとっても嬉しい配慮ですね。
食事は外のみ・雨は避けられるが寒い日は防寒対策が必要
ペット連れで食事できる場所は、屋外のテーブルのみとなっています。スターバックスコーヒーやタリーズコーヒーでテイクアウトして、外のテーブルで楽しむのもおすすすめです。
ただ、暑い日はペットの熱中症対策にもしっかり気を配りましょう。屋外の軽食では物足りない方は、ペット可のテラス席がある近場のレストランなどを利用してからアウトレットを訪れることをおすすめします。
マナーはしっかり守ろう！ペットと共存できる場所を大切に
しかし、なかにはペットが苦手な方もいることを忘れず利用しましょう。犬が通りかかる人に吠えてしまうのは、犬に慣れていない方にとっては怖いものです。
- アウトレットに行く前にドッグランでパワーを発散してみる
- テーブルなどで休憩する際は噛めるおやつを与えてそちらに集中させる
- コマンド（おすわり・伏せなどの指示）で犬の吠えを止める
上記の内容などで他の利用客へ配慮していきましょう。こういった一人ひとりの飼い主の配慮によって、ペットと共存できるスポットが増えていく要因になることを意識していきましょう。
成田ゆめ牧場
おいしい乳製品を作っている牧場を犬と楽しもう
成田ゆめ牧場は、牛・馬・ヤギといった家畜を中心とした動物たちを飼育し、乳製品を生産している観光牧場です。子どもたちは、普段食べている牛乳やヨーグルトが動物たちが産み出していることを学ぶことができます。
また、成田ゆめ牧場は犬が入園できる牧場です。季節それぞれに草花が咲き誇り、ジャガイモやサツマイモといった農作物を収穫するイベントも開催されています。
ドッグラン以外では犬にリードをつけて、動物たちを驚かせたりしないよう、配慮しながら楽しみましょう。また、飼育動物に配慮して犬が立ち入れない場所もあります。
子どもが大好きなアスレチック、アーチェリー、芝すべり、パターゴルフ、釣り堀といったアクティビティも、豊富な家族連れに嬉しいスポットです。
広々ドッグガーデンとマイクロバブルシャワー
自然が感じられるドッグガーデンには、犬をノーリードで遊ばせることが可能なドッグランがあります。どの犬もノーリードになっていますので、他の犬に吠えかかってしまう犬の場合は利用は難しいかもしれません。
怖がりの犬の場合は、朝早くなど利用者が少ない時間から犬を慣らしつつ利用することをおすすめします。
ただし、決して無理はさせないでくださいね。また、トラブルの原因となるおやつの使用は禁止されています。
同時に、ドッグラン内で人が食事を取ることも禁止です。犬は、食べ物を取り合うことで喧嘩の一因になったり、他の人に嬉しくて飛びかかったりする行動もあらかじめコントロールして止めましょう。
利用に際しては、狂犬病予防接種証明書・ワクチン証明書が必要になりますので、必ず持参してくださいう。
ドッグガーデンにあるドッグショップには、犬グッズが豊富に取り揃えてあります。さらに、ドッグカフェでは犬用メニューも用意されていて、ドッグランで遊んだ後にゆったり愛犬とカフェタイムを過ごすことができますよ。
また、ドッグランでアクティブに遊ぶと愛犬の汚れが気になるでしょう。愛犬の汚れをすっきりしたい！という要望に応えるべく、マイクロシャワールームの利用が可能です。
ドッグショップの中に併設されている犬専用のシャワールームで、正式名称は「マイクロバブルシステム」といいます。通常の気泡よりも細かい泡で、毛穴の汚れを落とすシャワーは皮膚の弱い犬にも優しく作用するのだそうです。
飼い主たちが洗うセルフコース、スタッフにお任せのコースがあります。ただし、ススタッフお任せコースは土日祝のみですので、注意してください。
愛犬と共にトロッコ列車やトラックワゴンに乗れる！
成田ゆめ牧場では、愛犬と共にアトラクションを楽しむことができます。幌がついたワゴンを牽引する、トラクターワゴンも一緒に乗ることが可能です。園内を15分、自然を感じながらのんびり巡りましょう。
ゆめ牧場のお花畑を一周5分で走るトロッコ列車は、昔、現役の炭鉱などで頑張って走っていた本物のトロッコ列車なんだそうです。トラクターワゴン、トロッコ列車、それぞれ一名500円、犬の乗車は無料になっています。
すいらんグリーンパーク
12のエリアに分かれるニーズに合わせた多種多様なドッグラン
すいらんグリーンパークは、犬と宿泊できるホテル・ドッグラン・レストランの複合施設です。すべての施設が愛犬同伴可能なので、飼い主は安心して利用することができるでしょう。
ドッグランである「わんわん広場」は豊かな自然が感じられる素晴らしいドッグランです。総面積4000坪以上の敷地には、用途に合わせて選べる12種類のドッグランがあり、小型犬から大型犬まで楽しむことができます。
また、愛犬とバーベキューを楽しむバーベキュー広場もありますよ。他の犬との相性が悪くて心配…という方には貸切使用をおすすめです。
大型犬がどうしても苦手！という小さめの犬には小型犬広場がおすすめです。小型犬広場は体重8kgまでの犬が対象です。同じくらいの大きさの犬同士だと慣れやすいでしょう。
愛犬と一緒にバーベキューを楽しめる！初心者向けのアジリティー広場も
愛犬や家族、仲間でワイワイとバーベキューを楽しめる広場です。オフ会にはもってこいですね。要予約・別料金が必要です。バーベキューコンロと網レンタルは利用料金に含まれています。炭、食材、備品は用意しましょう。
アジリティー初心者向けの広場で、愛犬も気軽にアジリティーにチャレンジできます。ドッグランで、ドッグスポーツに挑戦してみるのもいいですね。怖がりの愛犬に無理をさせると、アジリティーが嫌いになってしまいますので、必ず褒めながらチャレンジしたいですね。
夏季はプールも登場！遊んだ後はセルフシャンプーでさっぱり
夏の期間はドッグプールもオープンします。時間ごとに小型犬タイム、中・大型犬タイム、全犬種フリーと、利用できる犬の大きさが決まっています。事前に確認してから利用しましょう。
また、遊んだ後は、セルフシャンプーで愛犬をすっきり洗ってあげることも可能です（別途料金）。レストランは、全席・犬と一緒に食事ができるので、ドッグランで楽しんだ後に利用したいですね。ディナーは宿泊者以外も事前予約で、楽しむことができますよ。
佐倉ふるさと広場
オランダを思わせる風車とチューリップフェスタ
佐倉とオランダの繋がりは、江戸時代の佐倉藩主・堀田正睦がオランダを通じて伝わってきた西洋の文化や学問に精通していたことに由来します。佐倉ふるさと広場には、本格的なオランダ風車があり、春にはチューリップが咲き揃い、景色を楽しむことができます。
佐倉ふるさと広場では、犬をはじめとしたペットの入場が可能です。リードなどを装着し、逃げ出したりしないよう充分マナーを守って散策しましょう。
毎年4月に開催されるチューリップフェスタはとても人気のあるイベントで、その時期には約100種類67万本のチューリップが咲き誇ります。
とても見応えのあるイベントですが、この時期は非常に混雑し、週末は道路が渋滞する可能性が高いです。ペット連れで出かける場合、混雑状況を確認してから出かけることをおすすめします。
秋にはコスモスフェスタも・季節の移り変わりを犬と感じよう
チューリップの時期以外でも佐倉ふるさと広場では、四季それぞれの草花が楽しめます。夏はひまわり、秋はコスモスがオランダ風車を背景に見頃を迎えて、異国情緒溢れる空間を楽しめます。
花が咲いてない時期は緑の草地になりますが、そういった時期は混雑がなくペット連れの散策には静かな環境がいいかもしれません。
印旛沼とオランダ風車の景色が趣があり、気持ちいい空間です。自然と季節の移り変わりを、ペットとともに感じられる空間が佐倉ふるさと広場だと言えるでしょう。
ペット同伴可能な公園のある千葉を思いっきり楽しもう！
千葉は自然に溢れ、ペットと散策をのびのび楽しめる場所が点在しています。アクティビティも多く、牧場・アウトレット・ドッグラン・公園もバラエティに富んでいて、楽しみ方をそれぞれのペットに合わせて選べる点がいいですね。気候のいい時期に、ペットに無理がないように配慮しつつおでかけしましょう！
