イタグレに合う服はどう調達する?おすすめのお店4選と簡単にできる服の作り方や型紙もご紹介

イタグレに合う服はどう調達する?おすすめのお店4選と簡単にできる服の作り方や型紙もご紹介

イタグレは、まるでモデルのようにスラっとした犬離れした体型のため、通常の犬の服ではなくイタグレ専用の服が販売されており、非常にかっこよく着こなす魅力があります。そのため、おしゃれな服を着させてあげたい、と思っている飼い主も多いでしょう。では、イタグレに合う服はどのようにして調達すると良いのでしょうか。今回は、イタグレ専用の服を販売するブランドと、手作りをする際に使用するおすすめの型紙を紹介します。

他の犬種にはないイタグレ服の特徴

イタグレに合う服はどう調達する?おすすめのお店4選と簡単にできる服の作り方や型紙もご紹介

「イタグレ」という愛称で知られるイタリアン・グレーハウンドは、まるでモデルのように細い体を持つ小型犬です。そのうえ、運動好きなことから筋肉もしっかりついており、いわゆる「細マッチョ」な体型の犬種と言って良いでしょう。

その引き締まった体を活かし、イタグレ専用の服を販売しているブランドもあります。では、イタグレに合う服とはどんなものなのでしょうか。具体的なイタグレ服の特徴を4つ紹介します。

手足の長さが際立つ

スラっと伸びた手足は、一見折れてしまわないかと心配になるほど細身です。そんな引き締まった美脚を目立たせることができるよう、肘あたりまで袖が伸びているものもあれば、脚をしっかり露出したデザインのものもあります。どちらも足が長いイタグレだからこそ着こなせるデザインですね。

動きやすい

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イタグレは、運動が大好きな犬種です。そのため、体が動かしやすいようなデザインが多く見られます。動きやすさやスタイリッシュさを重視しているせいか、スカートのようなフリフリの服はなかなか見かけません。

体を掻くのを防ぐ

短毛のため、比較的皮膚が弱い傾向があります。乾燥によって皮膚がかゆくなり、執拗に掻いてしまうことがあるため、それを保護するために服を着せている飼い主もいます。

特に、首元を掻く子が多いため、ハイネックのデザインがたくさんあります。また、耳を掻いて出血してしまう子の場合は、頭部をすっぽり覆うスヌードもおすすめです。

着心地の良さで皮膚を守る

皮膚が弱い子が多い犬種というだけあって、イタグレ専用の服はできるだけ肌触りの良い生地にこだわっているブランドが多いようです。また、万が一体を掻いてしまっても破けにくいよう、丈夫さにも配慮されています。しっかりお手入れをすれば、長持ちさせることができそうですね。

イタグレに合った服を選ぶためにサイズを測ろう

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イタグレは、他犬種に比べて特殊な体型をしているため、デザインだけで選んでしまうと、脚が通らなかったり、着丈が足りなかったりする可能性があります。快適に過ごせるよう体にぴったり合う服を選ぶ必要があるため、事前に愛犬の採寸を行なっておくことが大切です。

サイズの測り方

イタグレのサイズを測る際は、首回り、胸囲、着丈の3ヶ所を採寸します。愛犬にぴったりの服を選ぶため、正しいやり方で採寸を行ないましょう。

首回り

首回りは、必ず首の根元から採寸します。ちょうど首から背中にさしかかる部分を測ることになるため、メジャーが捻じれてしまうことがあり、初めての場合はきちんと採寸するのが難しいかもしれませんね。首回りにメジャーを巻いたら、測る位置だけでなく、捻じれがないかを確認することがポイントです。

胸囲

イタグレの胴体は、胸の辺りが一番太く、腰に向かって細くなっていきます。細い部分でサイズを決めてしまうと、服が入らない可能性があるため、必ず一番太い胸の辺りで採寸を行なってください。

着丈

首の根元から尻尾の付け根までを測ります。背中を一直線にメジャーを走らせるため、イタグレが動くと正しい採寸ができません。じっとしていられるよう落ち着かせ、採寸者も素早くサイズを測ることが大切です。

採寸はしっかり立った状態で行おう

お座りをさせた状態の方が安定するのかもしれませんが、正しいサイズを測るためには、イタグレが4本足でしっかり立った状態がベストです。特に、首回りはお座りの状態だと測る位置が分かりにくく、胸囲も前足で隠れて測りづらくなります。

イタグレの服を選ぶポイント

イタグレに合う服はどう調達する?おすすめのお店4選と簡単にできる服の作り方や型紙もご紹介

様々なデザインの服を着ているイタグレは、まるで雑誌のモデルのようにかっこいいですよね。体型がスレンダーなので、どんな服もかっこよく着こなしてしまいます。そんなイタグレに憧れ、いろんな服を買ってあげたいと思う飼い主も多いでしょう。そこで、イタグレの服を選ぶ際のポイントをいくつか紹介します。

サイズに合ったもの

どんなに素敵なデザインの服でも、サイズが合わなければ着せることができません。また、体にぴったりすぎるものは動きが制限され、運動好きなイタグレにストレスを与える可能性があります。正しい採寸を行ない、適切なサイズのものを選ぶだけでなく、動きやすいかどうかもチェックしてあげてください。

爪で掻く癖がある部位が隠れるもの

体を爪で掻いたり、噛んだりする癖がある子は、大体同じ場所を刺激する傾向があります。そのため、やりすぎて毛が抜け、血が出てしまうこともあるでしょう。それを防ぐためには、頻繁に掻いたり噛んだりする場所が隠れる服を選ぶのがおすすめです。

首をよく掻く子にハイネックを着せると、首元の生地が早く劣化するかもしれませんが、皮膚が傷つくよりはずっと良いですよね。おしゃれなデザインを着せてあげたい、という気持ちも分かりますが、同時に愛犬の体を守ることができるようなデザインかどうかも見てあげてください。

季節に合ったもの

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短毛なイタグレは、寒いのがとにかく苦手です。長毛な犬種に比べ、体の熱が外に逃げやすいため、体を保温できるような服を選んであげる必要があります。キルトニットやウールなどであれば、冷たい風から体を守ることができるでしょう。

逆に、夏場は無理に服を着せる必要はありません。ただ、蚊に刺されやすいため、皮膚を守る意味で着せるのであれば、できるだけ薄手のものを選んであげましょう。

トイレがしやすいもの

トイレがしやすいよう、イタグレの服はお腹の辺りが開いている服がほとんどです。しかし、犬は性別で生殖器の位置が異なるため、飼っているイタグレがオスかメスかで服の開き具合をチェックしておく必要があります。

オスは、お腹に近い部分に生殖器があるので、できるだけお腹の方まで開いている服が適切です。メスは肛門近くに生殖器があるため、お腹周りは服で覆われていても大丈夫でしょう。

イタグレ服を扱うおすすめブランド4選

かっこいいイタグレをより魅力的に魅せたい・・・そんな飼い主のために、編集部おすすめのブランドを厳選して4つ紹介します。

CROCCHIO(クロッキオ)

イタグレに合う服はどう調達する?おすすめのお店4選と簡単にできる服の作り方や型紙もご紹介
画像引用:CROCCHIO

夏用にメッシュ生地の服を多くデザインしています。バスケットボール選手のようなユニフォームデザインもあれば、デニムデザインやネームタグデザインなど、他では見かけないデザイン性の高さが感じられます。一方、冬用の服は大人っぽい落ち着いたデザインが多く、イタグレの細さが際立ちます。

ショップはなく、購入はすべてネット注文となります。発送までに2~3週間と時間がかかるため、季節を考えて購入する際は、早めに注文しておくことをおすすめします。

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Chocolat couture(ショコラクチュール)

イタグレに合う服はどう調達する?おすすめのお店4選と簡単にできる服の作り方や型紙もご紹介
画像引用:facebook

イタグレの服を完全オーダーメイドで制作しています。デザインは、ポップで可愛らしいものが多く、普段はかっこいい印象を持たれやすいイタグレでも、とてもキュートな雰囲気に変わります。

また、襟つきやスカートなど、他ブランドでは見られない個性的なタイプの服があるので、可愛い服を着せたいと思っている方にはうってつけのブランドと言えるでしょう。

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pim:liko(ピムリコ)

イタグレに合う服はどう調達する?おすすめのお店4選と簡単にできる服の作り方や型紙もご紹介
画像引用:pim:liko

イタグレやウィペットなど、既製品ではサイズを合わせるのが難しい特殊体型の犬種を対象に、オリジナルの製品を作っているブランドです。革ジャン風の服や、ファーコートなど、イタグレの魅力を最大限に活かせるデザインが多く見られます。服の他に、スヌードやスリング、ハーネスなどの小物類もあります。

イタグレを飼っている方だけでなく、機能性とデザイン性のあるドッグウェアを求める方にも、ぜひチェックしてほしいブランドです。

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Angelique(アンジェリーク)

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画像引用:Angelique

イタグレは短毛のため、肌に優しく着心地が良い服にこだわっています。服の種類も豊富で、普段着だけでなく、浴衣や甚平、コートなどもありますが、もっともおすすめしたいアイテムはワンピースです。結婚式やパーティーなどに犬を列席させる際、場の雰囲気に相応しいようおめかしをさせる方も多いでしょう。

しかし、イタグレの体型は特殊なため、一般的なペット用服やレンタル衣装では合わない可能性があります。また、イタグレの服はかっこいいものが多いため、なかなかおめかしできるようなデザインが見つからない、と頭を悩ませている方もいるでしょう。

このブランドではレースを使用したワンピースがあるため、清潔感のある装いができます。お呼ばれしたときのため、1着は持っておきたいですよね。

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イタグレの服を手作りしてみよう!おすすめの型紙2選

裁縫が得意な方であれば、イタグレの服を手作りしてあげたい、という方もいるでしょう。しかし、イタグレの体に合わせた服を作るのは、そう簡単なことではありません。イタグレに合った服を作るためには、土台となる型紙が必要です。そこで、簡単に手に入るおすすめの型紙を紹介します。

犬服工房

様々な犬用服の壁紙を販売しており、そのなかにはイタグレやウィペット用の壁紙もあります。所要時間の目安や難易度があるので、初めて作る人は、簡単なものを選びやすいでしょう。また、図で分かりやすく説明してくれる説明書が入っているので、裁縫初心者でも安心して挑戦できます。

イタグレ うめごよみ

イタグレに合う服はどう調達する?おすすめのお店4選と簡単にできる服の作り方や型紙もご紹介
画像引用:うめごよみ

イタグレを飼っている方のブログで、壁紙を無料ダウンロードすることができます。イタグレの服は、型紙自体が少なく、そのうえ無料ダウンロードができるところはなかなかないため、飼い主としては非常にありがたいですよね。作り方のポイントをブログで紹介しているため、それを参考に自作してみてはいかがでしょうか。

ブログURL:うめごよみ

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おしゃれな服を着せてお出かけを楽しもう

イタグレの服は、既製品で探すのは難しいものの、だからこそ専門店がありおしゃれなものがたくさん販売されています。機能性に富んだもの、デザイン性が高いものなど様々なので、愛犬に合ったものを選んであげたいですね。素敵な服を着るとお出かけをしたくなる人がいるように、きっと愛犬も素敵な服を着て飼い主とお出かけを楽しみたいはずです。

特殊体型ということから、イタグレに合う服を見つけるのは大変かもしれませんが、オーダーメイドで服を作ってくれるブランドもあるため、心配はいりません。一緒に洋服選びをし、新しい服で愛犬とのデートを楽しんでみてはいかがでしょうか。