愛犬が靴下を嫌がるのはどうして?編集部おすすめの靴下4選や手作りの方法をご紹介

犬 靴下

近年、犬用のウェアの一種として、靴下が広まっています。犬用の靴下には、ファッション性や、保温性だけではなく、室内でのスリップ防止や、高温になったアスファルトによる肉球の火傷の防止など、様々な危険から愛犬を守る効果が期待されます。愛犬の足回りを健康に保つために靴下を用意してみてはいかがでしょうか?今回は愛犬におすすめの靴下やその作り方を紹介します。

愛犬用靴下の役目7つ

犬 靴下

愛犬用の靴下にはどのような効果が期待されるのでしょうか?7つチェックしてみましょう。

滑り止め

フローリングや畳、階段などは滑りやすく、脱臼や骨折などの危険性がありますが、犬用の靴下は滑り止め効果があるため、室内で安全に過ごすことができるでしょう。

また、椎間板ヘルニアや股関節形成不全などの慢性疾患の悪化を防ぐ効果も期待できます。

肉球の火傷防止

靴下を使用することで、肉球が路面に触れないため、 昨今の真夏日にアスファルトのなど熱で火傷することを防げます。

肉球の硬化防止

本来、犬の肉球は土や草のような軟らかい場所を踏むのに適した構造になっています。しかし近年、犬はアスファルトなどの硬い地面を歩く機会が多いため、肉球も硬くなりやすい傾向にあります。

硬化した肉球はスリップに繋がるため、靴下を履くことで、足への刺激を軽減できます。

肉球の乾燥防止

冬の乾燥、冷暖房による室内の乾燥、夏の水分不足、老化などによって肉球が乾燥してしまうことで、室内で滑りやすくなります。

靴下を履くことで保湿効果が期待されるため、肉球を健やかな状態に保つことができるでしょう。

防寒

靴下には保温効果が期待されるため、寒い日も快適に過ごすことができるでしょう。また、冷たい路面に直接足が触れることもありません。

愛犬が舐めるのを防ぐ

犬のなかには、傷口が気になって舐めてしまう子もいます。足に怪我を負っているときや、薬を塗ったりしている際に靴下を履かせることで患部を舐めることを防止できるでしょう。

災害時に足の怪我を防止する

地震や台風などの災害時には、地面が不安定な状態になったり、危険な悪路面を歩かざるを得ないこともあるため、靴下を用意しておくと足を守ることができるでしょう。

愛犬用靴下を選ぶポイント4つ

愛犬の靴下を選ぶときに重要なポイントを4つ解説します。

脱げない工夫がされているか

犬は激しく動き回ることがあるため、靴下が脱げてしまうこともあります。

脱げた靴下を踏んで転倒したり、滑り止めのない部分が床に接してしまい、逆に滑りやすくなってしまうなどの危険性があるため、マジックテープやストラップなどの工夫が施された商品を選ぶようにしましょう。

滑り止め

犬用靴下の大きな役割のひとつに滑り止めがあります。犬用靴下を購入する際は、どのような滑り止めが付いているかを確認し、飼育環境に合ったものを選びましょう。

底に滑り止め加工が施されているものが多いようですが、それに加えてシリコンやグリップを使用しているものもあります。

通気性

肉球は汗をかく部位のため、靴下を長時間履かせると皮膚トラブルを引き起こす危険性があります。なるべく通気性のよい商品を選び、こまめに着脱するとよいでしょう。

サイズ

犬用靴下のサイズは商品によってことなります。

サイズの合わない靴下は脱げてしまったり、反対に足をきつく締め付けてしまったりと、愛犬の怪我やストレスに繋がる恐れもあるため、ホームページや店頭でサイズをチェックし、愛犬に適したものを購入しましょう。

靴下を嫌がる愛犬や靴下を履かせる前にチェックすること2つ

犬 脚

愛犬用に靴下を購入する前に下記の2点をチェックしておきましょう。

足を触らせてくれるかチェックする

愛犬に靴下を履かせる際に、足を握って履かせるため、足に触れられることを嫌がらないかチェックしましょう。

もし、嫌がって暴れたり、足を触ると威嚇したりする場合は、靴下を購入する前に、まず、足に触られることに慣れるよう、トレーニングしましょう。

【愛犬が足に触られることに慣れるトレーニング2つ】

  1. 足を握りながら褒める
  2. 足を握っても抵抗しなかったらおやつをあげる
どちらのトレーニングも短時間から始め、慣れてきたら徐々に足を握る時間を増やすようにしましょう。
愛犬が足を握ってもあまり嫌がらなくなったら靴下を履かせることができるでしょう。

参考:docdog

首輪やウェアを身に着けてくれるかチェックする

犬のなかには首輪やウェアを嫌う子もいます。少し嫌がるだけであれば、靴下を履かせてもあまり問題はないと考えられますが、必死に脱ごうとしたり、噛み千切ったりする場合は大きなストレスを感じている可能性もあるため、無理に着用させないことをおすすめします。

ただし、靴下はウェアよりも身体を覆う面積が狭いため、服が嫌いな犬でも比較的馴染みやすいでしょう。

ウェアや首輪を嫌がる子はまず靴下から試してみてはいかがでしょうか?

愛犬におすすめの靴下4つ

愛犬用の靴下を4つ紹介します。

[アライブ] ペットソックス4足 スニーカー

こちらの商品を使用することで滑り止めや肉球の乾燥防止効果が期待できます。
機能性だけでなく、デザインも非常に可愛らしいため、愛犬に似合うものを選んであげてください。

肉球に薬や保護クリームを塗った後のカバーとしてもおすすめです。

犬用靴下 Skitter (スキッター)

こちらは獣医師の監修のもと、滑りにくさ・脱げにくさにこだわって作られた靴下です。ジグザクとした独自の滑り止めによってフローリングや階段でのスリップを防止します。

こちらの商品には足の裏だけでなく、足の甲にも滑り止めが付いているため、ボール遊びなどの激しい運動をしても脱げにくいでしょう。また、靴下がひっくり返ってしまっても滑る心配がありません。

デザインはビビットカラーのボーダーで、非常におしゃれな印象のため、機能性にも見た目にもこだわりたい方にいかがでしょうか?

ポウズ (PAWZ) ラバードッグブーツ

こちらの商品は、ストラップやジッパー、シリコンが使われていないシンプルなデザインです。

程よく愛犬の足にフィットし、歩きやすそうだという口コミも多数寄せられているため、初めて犬用の靴下を購入する際はこちらを利用してみてはいかがでしょうか?

12枚パックになっているため、1度の購入で長く使用することができるでしょう。

nnopet 犬用ソックス

こちらの商品は、保温性が高く柔らかい生地が使われているため、寒い季節を快適に過ごすことができるでしょう。
底にはシリコンが使われており、愛犬が室内で滑るのを防止します。

マジックテープが使われているため、しっかりと固定できるうえに着脱しやすいのも嬉しい点ですね。
カラーバリエーションは赤・青・黒の3色展開です。愛犬に似合う色を選んであげましょう。

犬用靴下は100円ショップでも購入できる!?

犬用靴下は一部の100円ショップで購入することができるようです。店舗に行き、直接商品を確認できるのは通販にはない大きなメリットと言えるでしょう。

リーズナブルに愛犬のスリップ防止や肉球の保護ができるため、高価な商品を購入する前にこちらの商品で試してみてはいかがでしょうか?

愛犬の靴下を手作りしよう

靴下 手編み

愛犬用の靴下は自分で作ることも可能です。今回は、分かりやすくかつ簡単に手作りをされているブログのご紹介をします。

ママ犬と遊ぼう

こちらのブログでは、子供用の軍手を使った愛犬用の靴下の作り方を紹介しています。

写真付きで非常に分かりやすくまとめられているため、参考にして愛犬に靴下を作ってあげてはいかでしょうか?この靴下は手袋のリブの部分を利用しているため、脱げにくいのがメリットです。

完成した靴下を着用している犬の写真も掲載されているため、その可愛らしい姿をぜひチェックしてみてください。

公式サイトはコチラ

犬用靴下で愛犬の足元を守ろう!

犬は裸足のため、フローリングや階段で滑ったり、温度や乾燥により肉球が傷ついたりと、日常生活を送る上で、様々な危険に直面します。

犬用靴下はそんな危険を軽減し、愛犬が健やかに暮らす手助けとなるでしょう。

さらに、様々な可愛らしいデザインが用意されているため、愛犬に似合うものを探してみてはいかがでしょうか?

愛犬に靴下を履かせる際は、靴下に苦手意識を持たないよう、少しずつ慣れさせていくことが大切です。
機能性、デザイン性ともに優れた犬用靴下を愛犬との生活に取り入れてみませんか?