ポメラニアンは可愛いだけじゃない!その性格と魅力的な特徴について

ポメラニアン 性格

愛犬家のなかで、ポメラニアンは人気の犬種のひとつです。ふわふわとしたぬいぐるみのような愛らしさに胸を打たれる人も多いでしょう。ポメラニアンは、ただ可愛いというだけでなく、性格や特徴について魅力的なところが数多くあります。ここでは、ポメラニアンの性格や特徴から飼いやすさまで、詳しく解説します。

ポメラニアンとは

毛がふわふわの小型犬

ポメラニアン 性格

【画像】:ポペットフレンズのポンちゃん

ポメラニアンとは、毛がふわふわの小型犬です。目がクリクリしており、顔周りに生えている毛は、まるでライオンのようにモフモフとしています。小さく尖った耳、くるんと丸まったしっぽが可愛らしさを引き立てています。

小型犬のなかでもひときわ毛が豪華で、ふわふわとしていることから、まるでぬいぐるみのようだと例えられるのにも頷けます。小型犬のなかでは体のサイズが大きめで、元は中型犬であったようです。

毛色は4色ある

ポメラニアン 性格

ポメラニアンの魅力とも言えるふわふわの毛、実は毛色が4種類あります。白っぽいポメラニアンや茶色い毛色は街中でも目にしますが、その他にもブラックやオレンジといった毛色もあります。

4色の呼び方は、ブラック、オレンジ、ホワイト、クリームとなっていますが、この基本の毛色から交配を重ねた結果、今では様々な毛色のポメラニアンが誕生しています。

MEMO
例を挙げると、レッドやチョコレート、ブルー、パーティーカラーなど、個性的な毛色も登場しています。

ポメラニアンはドイツ生まれの犬

ポメラニアンは、ドイツ生まれの犬です。さらに詳細を述べると、ドイツとポーランドの境目あたりにあるポメラニア地方という場所に生息していたスピッツやサモエドが祖先となっています。

当時はほとんどの毛色がホワイトで、体のサイズも中型犬だったとされています。その後、ポメラニアンの魅力が世界中に伝わっていくなかで小型化され、毛色にもバリエーションが増えました。

ポメラニアンってどんな性格?

とても愛らしい見た目のポメラニアン、家族の一員としてお迎えしたいと考えている人のために、彼らの性格について詳しく解説します。

遊び好きで外向的

ポメラニアン 性格

【画像】:ポペットフレンズのメイちゃん

ポメラニアンは、遊びが大好きな犬種です。他の犬や人間ともフレンドリーで、活発でよく動き、外での散歩や室内遊びに夢中になります。

そのため、飼い主との散歩や公園へのお出かけなどには、毎日張り切る姿が見れることでしょう。元気いっぱい、好奇心旺盛といった言葉がぴったりな犬種と言えます。

また、見た目とは反対に、気が強いという性格の持ち主でもあります。そのため、飼い主を守る番犬としても活躍してくれる、心強い存在にもなるでしょう。

頭が賢く聡明な犬

ポメラニアンは、頭が賢く聡明な犬です。学習能力が高く、いろんな芸を覚えることも可能です。

もちろん、しつけも丁寧に行なうことで、問題なくクリアするでしょう。飼い主のことを理解する能力にも優れているため、気持ちを察して寄り添ってくれる存在となってくれるでしょう。

MEMO
小さなうちからしつけなどをきちんとしておくことで、より賢い家族の一員とになってくれるでしょう。

凶暴な性格のポメラニアンもいる

ポメラニアン 性格

活発で社交的、賢く聡明なポメラニアンですが、凶暴な一面を持っている子もいます。凶暴な一面が強く出た場合には、他犬や人に立ち向かっていき、何か理由があれば噛んだり激しく吠えたりすることもあります。

勇気があり番犬にも適していると言われているのは、警戒心の強さからも来ているのです。警戒心が強く賢いいあまり、理不尽なことや理解できない事態に陥った場合には噛み付いたり飛びつくなどの行動を起こしてしまう恐れがあります。

そのため、小さなお子様のいる家庭や他の犬種と一緒に飼うなどといった場合には、ポメラニアンの性格をよく理解して小さなうちからしつけをしておく必要があります。

注意
すべてのポメラニアンが凶暴とは言い切れませんが、しつけ次第ではそのような性格のポメラニアンになってしまうこともあるということを知っておきましょう。

オスとメスでも性格は異なる

他の犬種にも当てはまることですが、ポメラニアンはオスとメスとで性格が異なります。多くの犬が、オスの方が活発で甘えんぼ、メスは温厚で落ち着いているといった特徴を持っています。

これは、ポメラニアンにも当てはまります。オスは活発でやんちゃなので、行動がはっきりしていて分わかりやすいという特徴があります。自由に過ごしていることが多く、気ままな性格の子が多いです。

  • ポメラニアンのオスの性格
  • 縄張り意識が強いため、自分の領域に入ってきた者に対して吠えるなどの行動が見られることもあります。

  • ポメラニアンのメスの性格
  • メスはオスに比べると落ち着きがあり、留守番も安心して頼めるといった安心感があります。飼い主には忠実で、しっかり守ろうとしてくれるので番犬としても活躍してくれます。

寂しがり屋で甘えん坊な一面も

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【画像】:ポペットフレンズのえいとくん

ポメラニアンは、寂しがり屋で甘えん坊な一面も持っています。特にオスのポメラニアンに多い性格で、飼い主のそばに行って甘えてくることがあります。抱っこが大好きな犬種でもあるので、甘えん坊であることも納得できるでしょう。

また、飼い主が終日家を留守にしていると、帰ってきたときに擦り寄ってきて甘えてくることもあります。そばに寄り添ってきてくれるような愛犬と生活を送りたいという人には、ポメラニアンは素敵な家族の一員となってくれるでしょう。

ポメラニアンの飼いやすさは?

性別によって性格が異なったり、気が強い反面甘えん坊な一面も持っているポメラニアンですが、飼いやすさについてはどうなのでしょうか?

よく吠えるので注意が必要

ポメラニアンは、よく吠える犬種です。よって、マンションなどの集合住宅で飼う場合には、吠え声をしつけるなど注意が必要です。一軒家に関しても、しつけが行き届かなかった場合に近所迷惑になってしまう恐れがあるため、注意しなければいけません。

勇敢で警戒心が強いという性格から、本能的に吠えようとしてしまいます。また、思い通りにいかないときも激しく吠える恐れがあるので、ポメラニアンは吠える犬であるということを理解しておきましょう。そのうえで、吠え癖をしっかり治していくことが大切です。

MEMO
幼い頃に吠え癖を直しておくと、大人になってから無駄に吠えることがなくなります。早めのしつけが重要ということもよくわかりますね。

主従関係を築くことが大事

ポメラニアン 性格

ポメラニアンを飼ううえでは、主従関係をしっかり築くことが重要です。飼い主に忠実な犬になってもらうため、基本的なしつけを行ないながら飼い主の言うことをちゃんと聞くことのできる、利口なポメラニアンになってもらいましょう。

主従関係を築くことができると、悪いことをしたときに注意をすればすぐに理解してくれますし、ダメなことはダメとはっきり伝えることができます。

ポメラニアンは番犬としても活躍してくれるので、しっかりしつけをしておくことで心強い家族の一員として、ともに過ごすことができるでしょう。

ポメラニアンという犬種を理解して飼うことが大切

ポメラニアンは、単に見た目が可愛いというだけでなく、性格や特徴をきちんと理解したうえでお迎えをするかどうかを検討しましょう。

吠えぐせや警戒心の強さ、メスとオスで性格が違うといった注意点もあり、ポメラニアンについて様々な情報を考慮したうえで迎えるようにしましょう。

毛色もたくさんの種類があるポメラニアンは、一匹ずつ個性も豊かです。パートナーや家族としてふさわしいポメラニアンを探してみてはいかがでしょうか。

Poppet フレンズ