猫のフードボウルを選ぶポイントとおすすめの猫食器17選

猫 フードボウル

猫たちが快適に食事ができるように考えられた「猫用食器」には、素材が違うものから猫が食べやすいように考えられたものまでさまざまな種類があります。人間も食器との相性があるように、猫にも同じようにそれがあります。猫の食欲がないときは、もしかしたら食器があっていないのかもしれません。今回は猫の食器を選ぶポイントとおすすめの猫用食器をご紹介します。

猫用のフードボウル(食器)を選ぶポイント

猫のフードボウルを選ぶポイントとおすすめの猫食器◯選
猫のキャットフードを選ぶのも大切ですが、食事をいれる器選びもとても大切です。食器があわないと猫のストレスになったり食欲不振につながることもあるので、選ぶポイントを押さえながら選んであげましょう。

素材の特徴で選びましょう

大きく分けると猫用食器の素材は「陶磁器」「ステンレス」「プラスチック」に分けることができます。猫の性格や好み、餌の種類や手入れのしやすさなどによって使い分けていくと良いでしょう。今回はそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

陶磁器

陶磁器

【画像】:ポペットフレンズの紅ちゃん音くん

陶磁器はあたたかみがあり、特に女性に人気があります。重さがあるので置いたときに安定感があり、清潔に使うことができます。傷がつきにくく、汚れも落ちやすい特徴があります。特に、電子レンジに対応しているものがおすすめです。電子レンジでキャットフォードを温めると風味が増して猫の食欲が湧くこともあります。

ドライフードも少し温めるだけで香りが立つので、えさを食べない仔がいる場合は、ぜひ試してみてくださいね。しかし、割れやすく飛び散った破片で猫が怪我をするかもしれないというデメリットもあるので、取り扱いには注意しましょう。

ステンレス

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ステンレスは手入れがしやすく、落としても壊れず傷がつきにくいという特徴があります。錆にも強く、汚れが落ちやすいので衛生的に使用することができます。ただし、金属ですので冬場は冷たく、猫によっては金属の臭いが気になってしまうこともあります。

また、軽いのでひっくり返りやすいというデメリットも。お手入れはとても簡単ですが、猫の好みも考えて選んであげるといいですね。

プラスチック

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プラスチック製はリーズナブルに売られていることが多く、手に入りやすい素材です。様々なデザインがあり、壊れにくいというメリットがあります。しかし、傷がつきやすくそこから雑菌や汚れが入り込んでしまうので長期間の使用はおすすめしません。

また、軽いので固定しないと食事のたびに動いてしまい安定感はありません。滑り止めをひくなどの対策が必要です。コストが安いので、同じ食器を使い続けたくない飽きっぽい猫にはいいかもしれません。

猫のクセに応じて形を選びましょう

猫の食事の仕方には「器の外によくこぼしてしまう」「早食いしてしまう」など、それぞれにクセがあります。そのクセを理解し、その猫に合った食器を選んであげることが大切です。

器の外によくフードをこぼす

こぼれ防止の二重構造のものを選んであげましょう。食器の周りにフードがこぼれてしまうと、そのフードが気になってしまい、食事に集中できなくなってしまう猫がいます。飼い主もこぼすたびに掃除をしなくてはいけないので大変です。

フードをよくこぼしてしまう猫には、角度がついていて食べやすくなっている「そり返し」になっているものや、内側にフチがついている「二重構造」のものをおすすめします。

早食いをしてしまう


早食いをしてしまう猫にはお皿が凹凸になったものがおすすめです。お皿に凹凸がついていることで、すき間にフードが入りゆっくりと食事をするようになります。早食いは、食べすぎにもつながります。その結果、胃腸に負担がかかったり、のどに詰まったりする危険があります。猫の健康のためにも、ぜひ対策をしてあげてくださいね。

おすすめの猫用フードボウル(食器)12選

【猫壱】ハッピーダイニング 脚付フードボウル 猫柄

Amazonベストセラー1位、多くのメディアで紹介されている猫壱の「脚付きフードボウル」です。猫好きなら見たことがある方も多いのではないでしょうか?とても人気の商品で、一般的な猫用食器よりも高さがありごはんの位置が猫の頭辺りにちょうどくるようになっています。

この高さがあることで、フードが逆流してしまうことを防ぎます。食器の内側には適度な丸みがありフードが自然に真ん中に集まるようになっているので、外にこぼれにくく周りを汚しません。

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【nekozuki】まんまボウル

グッドデザインを受賞している「まんまボウル」。この美しいスタイリッシュなフードボウルは岩手の職人さんが作っています。ごはん用と水飲み用のセットになっていて、食器の内部には傾斜をつけ、食べやすいように工夫がされています。

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【pidan】犬猫用ペット食器ボウル

ボウル専用のスタンドで、ボウルを回したり高さを変えたりすることができます。これにより、猫が長時間頭を下げて食事することがなくなるので、脊柱になるのを防止し消化の問題を解決することができます。また、ボウルの口は斜めに広く開いているので、顔の平たい猫でも使用でき、食べ落としを減らす事ができます。

【ハリオ】 にゃんプレ ショートレッド

猫の食べやすさを追求したシリコンマットの滑り止めがついているフードボウルです。真っ白でシンプルな形は飽きることなく使用できます。内側の底には凹凸がありフードが滑りにくくなっていて、奥の縁が高くなっているので外にこぼれてしまうこともありません。

手前は低くなっているので、猫が覗き込むことなく食べることができます。本体に一緒についてくるシリコンマットは滑り止めになるほかに、フタとしても使えます。

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【ミュー】 ネコにやさしい食器 S

フードが食べやすくなるように、表面には凹凸が複数ついています。裏面にはラバーがついていて滑りにくくなっており、猫が食べやすいやさしい食器になっています。サイズ展開も豊富なので、猫の体格にあわせて選んであげると良いですね。

【SuperSunny】ペットボウルセット

アンティーク風のフードボウルのセットです。ボウルが2個並びになっていて、かわいいスタンドもついています。スタンドの足にはゴムがついているので滑りにくく、食事中に動かないので猫にストレスがかかりません。ステンレス素材でできているので錆びに強く、ボウルは取り外し可能でご飯が終わったらサッと洗うことができるので衛生的です。

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【TaoKing】 犬猫用フード・水ボウル

天然竹を使ったスタンドがついた、魚骨柄デザインのシンプルな猫用食器です。インテリアとしても活躍できるデザインに加え、お手入れもとても簡単にすることができます。陶器ボウルをは取り外せるので、食べこぼしや汚れをサッと拭き取ることができます。

高さがあるので、猫の頭が下に来ることはありません。竹製スタンドは適度な重さがあり、滑り止めのシリコンゴムがついているので動きにくくなっています。

【アビィライフ】イノベーション オーダー猫用食器

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世界でたったひとつの愛猫のオリジナル食器を作ることができます。お皿の高さもあり、猫の顔が隠れるくらいの大きさがあるのでストレスなく食べることができます。名前を入れるのはもちろんのこと、猫のオリジナルのイラストも描いてもらえる嬉しい猫用食器になっています。

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【ヘルスウォーター】 ボウル M

浅めに作られているので、猫のヒゲが当たらずストレスになりません。フードがこぼれにくい独特の形状が特徴で、ドライでもウェットでもどちらのキャットフードを入れてもOKです。洗いやすくて衛生的、適度な重さもあるので安定感があります。

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【ペッツルート】 瀬戸焼にゃん楽食器ごはん

伝統工芸品で有名な瀬戸焼で作られた猫用食器です。ずっしりと重く、裏にはシリコンがついているので安定感があります。カラーバリエーションは4色で、猫の顔あたりにご飯がくる高さになっています。顔を下に向けないでも食べられるのでフードの逆流を防げます。少々高めではありますが、作りがしっかりしていて長持ちします。

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【リッチェル】 猫用 食べやすい食器

たくさんの猫を飼っているときにおすすめなのがリッチェルの「猫用 食べやすい食器」です。リーズナブルですが、猫が食べやすいように工夫されています。縁は二段構造になっていてこぼれにくく、内側が丸く作られているので、フードが押し出されても中央に戻って来るようになっています。底面にはシリコンゴムがついているのでほとんど動くことはありません。

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【オーカッツ】 ヘルスウォーター フードボウル

愛知県瀬戸市の職人が作った、水がまろやかになる陶器を使った猫用食器です。水飲み用の食器もあるのでセットで揃えるといいかもしれません。適度な深さがあり、二重構造になっているのでフードが外に出ることがなく、掃除の手間がかかりません。十分な大きさがあるので、フードもたくさん入れることができます。

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留守中に役立つおすすめの猫用自動給餌機5選

いつも家に誰かしらいたり、定時に帰れる仕事をされているご家庭でしたら問題ありませんが、1人暮らしで残業が多かったり、旅行などで家を空けることになったときに、とても役立ちます。ダイエットが必要で食事制限をしなければいけない猫にも、決まった時間に決まった量を与えることができるのでおすすめです。

【ルスモ】 ペットフード・オートフィーダ レッド

操作ボタンは3つあり、簡単に設定することができます。ディスプレイが大きくて見やすいので、設定内容も見やすくなっています。給餌時間ごとに給餌量を設定することができ、一度設定してしまえば毎日同じ時間に繰り返すリピート機能もあります。

大容量なのでドライフード1kgをまるまる入れる事もできます。移動に便利な耳型のハンドルがついていて乾電池式なのでお部屋のどこにでも置くことができます。

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【PETWANT】 ペット自動給餌器 PF-105

お留守番中も、フードを規則正しい時間に与える事ができます。朝早くにごはんが欲しくなったときや、夜ごはんまでに帰れないときなど、様々な場面で役に立ちます。設定した時間にトレーが回転し、フードが出てきます。トレーは取り外すことができ洗えるので衛生的です。デジタルタイマー機能で、正確な時間設定をすることが可能です。

【うちのこエレクトリック】 カリカリマシーン

タッチボタン搭載パネルで、軽いタッチで操作することができます。タイマー給餌は1日4回まですることができ、自動で翌日以降も繰り返し行われます。ボイス給餌機能があり、留守中でも飼い主の声で安心して食事をすることができます。

コンセントでも電池でも使えるので維持費が圧倒に安く経済的です。フード出口は最小設計なっていて、出口から手を入れて食べてしまうことを防ぎます。外して洗えるので、いつでも清潔に使うことができます。

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【アイリスオーヤマ】 ペット用自動給餌器 JQ-350

フードや水が少なくなると、自動的に給餌と給水をします。電気を使わないので、設置場所を選びません。留守番のときも安心することができ、フードストッカーとしても使えます。使い方はとても簡単で、本体にフードをいれたタンクをセットしストッパーを開けるだけでOKです。

給水機は市販のペットボトルをセットするだけで使うことができます。パーツが少ないのでお手入れしやすく、抗菌加工Ag+を施しているので、長く衛生的に使用できます。

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【Jnwayb】 自動給餌器

ペットにただフードを与えるだけでなく、ペット自身も給餌機への信頼を寄せることをコンセプトにしています。1日6回まで自動給餌のセットができるので、留守番のときにも規則正しく食事を与えることができます。

12秒間の音声録音機能がついているので、飼い主の声で呼ぶことができます。1500gの大容量フードタンクなので5日以上連続できます。旅行のときにも役立ちますね。

猫用フードボウル(食器)を使うときに注意すること

えさを床で食べていたら猫食器を見直そう

猫のフードボウルを選ぶポイントとおすすめの猫食器◯選

食事のときに、フードを手で取り出してから床で食べる猫がいます。その猫のクセということもありますが、猫は臭いに敏感なので、人間が気がつかない臭いが食器からしている可能性もあります。フードを床で食べている場合は、食器の形や素材を見直してみるといいですよ。

食べ残しはしっかり片付けよう

フードの食べ残しは長時間置きっ放しにしないようにしましょう。継ぎ足してあげるのはNGです。フードが参加してしまったり、匂いが変化し食欲不振になったりして、猫の健康に悪影響を及ぼします。1日に食べている量を把握し、余っても残りは捨てて食器は洗って乾かし、清潔にするようにしましょう。

猫食器の洗い洗剤とスポンジはペット専用を用意しよう

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汚れにくいフードを与えている場合は水洗いでもいかもしれませんが、基本的に猫用食器は使用後は毎回洗うようにしましょう。食器洗い用の洗剤は人間用と猫用と分けるのがおすすめです。猫の唾液やフードの油分は無添加のペット用洗剤で綺麗に落としましょう。

猫の個性に合わせて猫用フードボウル(食器)を選びましょう

今回は猫用食器についてご紹介しました。猫によってクセがあり、その子の性格や食べ方によって猫用食器を選んであげると食欲もアップし、おいしい食事タイムを過ごすことができます。まずはよく観察して、それぞれにあった食器を選んであげてくださいね。

Poppet フレンズ