猫との遊び方のコツ7選!ペットの運動不足やストレス解消のためにポイントを掴んで楽しく過ごそう

猫と遊びたい!猫のおもちゃを選ぶポイントと遊び方7選

猫と一緒に遊ぶためにおもちゃを用意しても、すぐに飽きてしまったり、おもちゃに興味を示さないことがあるのではないでしょうか?猫と一緒に遊ぶためにはおもちゃの選び方や、遊び方が大切です。この記事では、猫が夢中になって遊んでくれるような方法をお話します。猫との遊び方をマスターして、自分の猫との信頼をさらに深めましょう!

猫と遊ぶことが大切な理由

猫は、なぜ遊ぶことが大切だと言われているのでしょうか?猫は好奇心が旺盛な生き物のため、いろいろなものに興味を持ち、遊びたがります。また、遊ぶことはストレス発散や運動不足の解消など、猫が健やかに生きていくために、とても大切な役割を果たすのです。

猫と遊びたい!猫のおもちゃを選ぶポイントと遊び方7選

ストレス発散のため

猫は動き回ることでストレスを発散します。遊ぶことで身体を大きく動かし、ストレスを溜めないようにしてあげることで、心身の健康維持に繋がります。特に、子猫は動き回ることを好むため、たくさん遊んであげるとよいでしょう。

運動不足の解消のため

飼い猫は一日中家の中にいるため、行動できる範囲が限られてしまい運動不足になることが多いようです。運動不足は猫の身体機能の低下を引き起こすため、家の中で飼っている猫は身体を動かせるような環境を作ってあげる必要があります。

特に、老猫はあまり動かなくなってしまうと、筋力が低下してしまいます。健康維持のためにも、毎日身体を動かす時間を作ってあげることが大切です。

飼い主とのコミュニケーションのため

猫と遊ぶことで、コミュニケーションを取ることができます。猫とコミュニケーションを取ることは、飼い主にと猫の信頼関係を深めるきっかけとなります。自分の猫が思うように懐いてくれないときは、一緒に遊んで仲良くなることで絆が生まれるかもしれません。

猫のおもちゃを選ぶポイント

猫の性格は一匹一匹異なります。一緒に遊ぶときは、自分の猫の性格や年齢、興味を惹くものを考慮しておもちゃを用意してあげる必要があります。また、誤飲は猫の命に関わるため、おもちゃが壊れたときに細かい部品が出てくるものは避けましょう。

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ひとつのおもちゃで長く遊びたい場合は丈夫なおもちゃを買う

猫は遊ぶときにおもちゃを引っかいたり噛んだりするため、強度が弱いものを選ぶとすぐに壊してしまいます。ひとつのものにこだわりが強い性格の猫の場合、丈夫なおもちゃを与え長く遊べるようにしてあげましょう。同じような形状のもので迷った場合は、値段が高い商品の方が強度が高いと考えられます。

猫の興味を惹くおもちゃを選ぶ

猫には狩猟本能があるため、それを刺激するようなおもちゃを選ぶと夢中になって遊んでくれるでしょう。猫の興味を惹きやすいものを以下にまとめました。

音がなるもの

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猫は非常に聴力が高く、一般的な成猫の聴力は人間の10倍・犬の4~5倍程度と言われています。そのため、音にはとても敏感であり、小さな音でも反応を見せます。

特に、ビニール袋や紙袋がカサカサと動くような音は、ねずみなどの獲物が動く音と似ていると言われており、本能が刺激されて遊びたくなるようです。

音が鳴るおもちゃを選ぶ際は、獲物が動いているような音が出るものを探すとよいでしょう。鈴などの音が大きく鳴るおもちゃは、喜ぶ猫もいますが場合によってはストレスになることもあります。音を聞かせてみて嫌がらないか確認をしてから、購入することをおすすめします。

また、女性の声など、比較的に高い音を好む傾向にあるため、一緒に遊ぶときはなるべく高い声で話しかけると喜ぶでしょう。

獲物のような動きをするもの

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猫は本来、狩をする生き物です。獲物のように動くものには本能を刺激され、一生懸命仕留めようとします。飼い主がおもちゃを動かす場合は、獲物を意識して動きが単調にならないように工夫しましょう。

遊んでいると猫が興奮してくることがあるため、自分でおもちゃを動かすときは引っかかれたり噛みつかれたりしないように注意しましょう。

誤飲をしないデザインであるか確認する

噛むことが好きな猫はおもちゃを口に入れますが、その際に部品が取れたり、糸が出たりするとそれを飲み込んでしまうことがあります。誤飲してしまうと体調不良に繋がることがあるため、壊れた際に小さな部品が出てくるおもちゃは避けましょう。

特に、糸は口に入れると牙や舌などに引っかかり、そのまま飲み込んでしまうと危険です。腸などの臓器に引っかかってしまう場合があり、最悪の場合死に至ることがあるため、注意しましょう。

猫との遊び方のコツ7選

おもちゃによって猫が喜ぶ遊び方は変わりますが、基本的には猫の本能を刺激するような動きを再現することがポイントです。また、猫は遊びに夢中になると興奮して人間にも爪や牙を立ててしまうことがあるため、怪我をしないように注意しましょう。

猫じゃらし棒で獲物の動きを再現する

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猫じゃらし棒自体に興味がある猫は少ないようです。鳥やねずみなど、猫の獲物になる小動物の動きを再現してあげましょう。本能を刺激され、近付いてきます。動きが単調になると猫が飽きてしまうため、ランダムな動きを意識して遊んであげましょう。

ねずみ型のおもちゃを床に置いておく

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猫は、ねずみを獲物とするため、ねずみ型のおもちゃは床に置いてあるだけで本能を刺激される場合が多いようです。猫によっては遊んだあとに、飼い主のところにくわえて持ってきてくれるでしょう。

ちなみに、獲物を人間に渡すときは飼い主を信頼している場合と、飼い主に自分の強さを誇示している場合があります。猫がどのような気持ちでおもちゃを持ってきてくれたかを考えることは、今後の猫とのコミュニケーションのきっかけになるでしょう。

このような小型のおもちゃは、猫がどこかに隠してしまうことがあるので、すぐになくなる可能性が高いことを覚えておきましょう。そのため、高価なものはおすすめできません。

ボールのおもちゃは近くに転がしてあげる

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猫の近くにボールを転がしてあげると、手で転がしたり追いかけたりして遊び始めます。夢中になってくると、ボールを抱えて蹴ったり噛み付いたりする猫もいるようです。

ただ、猫はそれぞれ性格があるため、ボールが転がるということが分からなかったり、興味を持たなかったりする猫もいます。家にある毛糸玉などを転がしてみて、猫が興味を持つようであれば購入してみるとよいでしょう。

子猫には噛んだり蹴ったりするための”けりぐるみ”を与える

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けりぐるみは、蹴ったり噛んだりできるペット用のぬいぐるみです。ぬいぐるみ型のおもちゃで成猫の興味を惹くことはなかなが難しいですが、子猫は好奇心旺盛のため、興味を持つ場合が多いです。

興味を惹くために、けりぐるみを少しだけ動かしてあげましょう。また、けりぐるみで遊ぶことで、子猫は骨や筋肉を鍛えることができます。けりぐるみを選ぶ際は、大きすぎると警戒してしまうため、子猫より小さいものか、子猫と同じくらいの大きさのものがよいでしょう。

キャットタワーを置いて上下運動をさせる

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家の中で飼われている猫は運動不足になることが多いため、キャットタワーで足腰の運動をさせることがおすすめです。運動不足の解消が期待でき、ストレス発散や肥満解消にも繋がります。また、猫は高いところを好む習性があるため、キャットタワーを用意すると非常に喜ぶようです。

狭い所が好きな猫には猫用トンネルがおすすめ

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猫は狩をする動物のため、暗くて狭い場所には獲物がいると考え、気になって潜りたくなる習性があります。このため、猫用のトンネルを用意してあげると、本能が刺激され中に入って遊び始めます。トンネルの途中で休むことができるため、老猫などの体力が落ちてきた猫にもおすすめです。

すぐに用意したい場合は、ダンボールなどでも代用できます。猫によっては、置いておくだけでダンボールに入って遊びはじめます。

LEDポインターは光が好きな猫におすすめ

光に興味を示す猫には、ペット用のLEDポインターがおすすめです。飼い主が光らせたところを猫が追いかけることで、運動不足の解消に一助します。

  • LEDポインターは専用のもの以外を使用すると、猫の目に影響が出る恐れがあるため必ずペット用を選びましょう。

ドギーマンハヤシ キャティーマン LEDニャンだろ~?!光線 [じゃれ猫]

こちらの商品は猫用のLEDライトです。壁や床に光を照射し、猫と遊ぶことができます。昼間でもしっかりと光るため、どんな時間でも使用することができます。

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猫だけで遊んで欲しい場合

飼い主が忙しく、猫と一緒に遊ぶ時間が十分に取れない場合は、猫が一匹で遊べるおもちゃを用意してあげましょう。

ニャンコロビ サークル エイムクリエイツ

ボールサークルとは、円形の容器の中にボールがいくつか入っているおもちゃです。猫はサークルの中で転がるボールを追いかけて一匹で遊ぶことができます。

こちらの商品のように、爪とぎが付いているものもあります。ボールで遊んだり、爪をといだり、おもちゃに乗って眠ったりと、1台でさまざまなニーズに応えることができます。

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電動のおもちゃ

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電動のおもちゃは、電源を入れるとランダムに動き回るため、一定の動きにならず猫は長い間飽きずに遊ぶことができます。ボール型やねずみ型など、さまざまな形が用意されているため、自分の猫が好みそうな形のおもちゃを探しましょう。

また、怪我を避けて猫と一緒に遊びたい場合は、ラジコン型のおもちゃがおすすめです。飼い主は少し離れたところでラジコンを操作し、猫を遊ばせることができます。

猫は専用のおもちゃじゃなくても遊ぶ

猫は好奇心旺盛な生き物のため、ビニール袋やダンボールなどの日用品でも遊び始めます。人間の手や足にじゃれつくのが好きな猫もいます。日用品の中で猫が興味を示すものを見つけた際は、与えてみてもよいかもしれません。

猫専用のおもちゃ以外で遊ばせるときは、怪我や誤飲をしないよう念入りにチェックをしてください。遊んでいる間はできる限り飼い主が見ていましょう。

猫と遊ぶときは年齢に合わせた遊び方を考えてあげる

子猫・成猫・老猫、それぞれの身体にあった遊び方をしてあげることで、猫の成長や健康維持に役立ちます。

子猫はボールや毛糸玉で遊ばせて体力作りを見守る

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子猫は身体が成長途中のため、ボールや毛糸玉のような大きく身体を動かすことができるおもちゃを与え、体力を作ることができるようにしましょう。また、人間に噛み付いてしまう場合はおもちゃを噛ませ、それ以外のものを噛まないようにしつけることが大切です。

子猫は身体が小さいため、子猫より大きいものを与えると警戒してしまいます。また、思わぬ怪我にも繋がるため、最大でも子猫と同じくらいのサイズのおもちゃを選んであげましょう。

成猫と遊びたいときは獲物のような動きを意識する

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成猫は子猫のころと違い、興味を持つものが限られてきます。遊ぶときは獲物になりきって猫の狩猟本能を刺激するとよいでしょう。また、猫は瞬発力に優れていますが疲れやすいため、遊ぶ時間は1日10分~15分がおすすめです。

老猫は猫用トンネルやキャットタワーで運動をさせる

7~8歳以上の猫は老猫といわれます。若い頃よりも遊ぶことに興味を示さなくなりますが、健康維持のために適度に運動をさせましょう。老猫用のキャットタワーは高さが低く、足腰に負担をかけず上下運動をすることができます。

また、トンネル型のおもちゃは中で休むことができるため、疲れやすくなってきた老猫におすすめです。猫は暗くて狭いところを好む習性があるため、設置しておくことでトンネルをくぐって運動することができます。

猫と遊ぶときは猫のペースに合わせる

猫は疲れやすい生き物のため、遊ぶことを嫌がるときは無理をせず、自由にさせておきましょう。特に、子猫や老猫はたくさん眠るため、眠たそうな様子を見せているときは寝かせてあげましょう。自由な行動ができないことは、猫にとってストレスとなってしまいます。

猫が喜ぶ遊び方をマスターしよう!

猫と一緒に遊ぶことは、猫の健康維持や飼い主とのコミュニケーションに役立ちます。また、飼い主も猫と一緒に遊ぶことでストレスを発散できるでしょう。自分の猫と一緒に遊ぶときは、獲物の動きを再現するなどして猫の狩猟本能を刺激してあげましょう。また、何に興味を示すかは猫によって異なるため、自分の猫がどんなものに興味を示すか観察してその猫に適したおもちゃを選んであげましょう。猫と一緒に夢中になって遊ぶことができれば、絆も深まるでしょう。