ラブラドールレトリバーってどんな性格？特徴を知ってよい関係を築こう！

ラブラドールレトリバーの性格は優しく賢いため、大型犬のなかでは比較的飼育しやすいと言われています。良い関係を築くためには、その犬種について知っておくことが大切です。家族に迎える前にラブラドールレトリバーの性格や特徴をチェックしておきましょう！

ラブラドールレトリバーの性格の特徴

ラブラドールレトリバーは、穏やかで飼い主に従順なため、大型犬のなかでは飼育しやすいようです。賢い知能を活かして盲導犬や警察犬としても活躍しているラブラドールレトリバーの性格の特徴を解説します。

優しくて温和

ラブラドールレトリバーは、非常に優しく穏やかな性格が特徴的です。怒ったり、無駄吠え・無駄噛みなどをしにくい犬種のため、小さな子どもや他のペットがいる家庭でも飼育しやすいでしょう。

また、基本的には温和であるため、集合住宅など密集している場所でも気軽に飼うことができおすすめです。おっとりとしたラブラドールレトリバーに癒されてみてはいかがでしょうか？

賢く学習能力が高い

ラブラドールレトリバーは非常に賢い犬種です。学習能力が高いため、しっかりとしつけを覚えてくれるでしょう。その賢さを活かして、盲導犬や盲導犬としても世界中で活躍しています。

知的好奇心も高いため、犬用の知育玩具を用意してあげると喜んで遊ぶでしょう。

こちらのおもちゃはマットレス状になっており、様々なところにフードを隠すことができます。フードを探すことで愛犬の知的好奇心が満たされるでしょう。

また、嗅覚のトレーニングにもなります。ラブラドールレトリバーは学習能力が高いため、隠し方がワンパターンになったり飽きたりしないように、工夫してあげてくださいね。

社交性が高い

ラブラドールレトリバーは非常に社交性が高いため、初めて会う方を怖がったり、威嚇したりすることが少ないと言われています。来客があっても落ち着いていることが多いため、トラブルを招く確率がが少なく安心して家に人を招くことができるでしょう。

また、縄張り意識も薄いため、他の犬にはもちろん、他の動物にも友好的です。

犬の中には周りの音を外敵と判断し、無駄吠えなどをする子もいますが、社交性の高いラブラドールレトリバーはそのようなこともあまりないでしょう。比較的おとなしい犬種であることも飼育上のメリットと言えますね。

従順

ラブラドールレトリバーは飼い主に従順のため、その性格が盲導犬や警察犬として活躍するために大いに役立っているようです。

言われたことはしっかりと守り、一生懸命人間に尽くそうとするその姿は非常にけなげですね。ラブラドールレトリバーが従順に尽くしてくれる分、飼い主もたくさんの愛情を注いであげると良好な関係が築けるでしょう。

子犬のときは活発で遊び好き

ラブラドールレトリバーの子犬は、たくさん体を動かして遊ぶことが大好きです。物をくわえることを好むため、ボールやフリスビーなどのおもちゃを用意すれば、喜んでくれるでしょう。

成犬になっても遊び好きなところは変わらないため、散歩や遊ぶ時間を十分に取ってあげてください。

また、ラブラドールレトリバーは漁業を手伝っていた歴史を持つことから水遊びを好むため、夏はドッグプールなどに連れて行ってあげてはいかがでしょうか？

こちらの商品は小さな力でも遠くに飛ばしやすい設計になっているため、遊び好きなラブラドールレトリバーも思い切り身体を動かすことができるでしょう。柔らかいゴムで歯にも優しく、遊んでいる最中に喉が渇いたときはひっくり返して水入れとしても利用できます。

3つセットになっているため、1回の購入で長く遊べることもメリットですね。

オス・メスの性格の差

ラブラドールレトリバーは、オス・メスで少しだけ性格に差があるようです。基本的にはオスのほうが活発な傾向にあり、ときには攻撃性を見せることもあるようです。

一方、メスは若干独立心が強い傾向にありますが、オスと比べて穏やかで落ち着いているため、初めてペットを飼う方はメスの方が世話しやすいでしょう。

カラーによって性格が変わる？

ラブラドールレトリバーには、イエロー、ブラック、チョコ（茶色）の3カラーありますが、それぞれ性格が異なるようです。

イエロー

イエローは、他のカラーと比べて比較的大人しく、落ち着いた雰囲気で人懐っこい面を持ちます。この特徴から、盲導犬はイエローの子が多い傾向にあるようです。

実は、やんちゃで活発な面も持っていますが、穏やかで飼い主に従順なラブラドールレトリバーは、自分の要求を後回しにする子も多いと言われています。

飼い主とたくさん遊びたいと思っている子もいるのではないでしょうか？そんな気持ちを汲んで、ときには思い切り遊んであげてくださいね。

ブラック・チョコ

ラブラドールレトリバーは、全種類飼い主に従順で、攻撃性が低いため、ブラックやチョコのラブラドールも、飼育がしやすいでしょう。

ただし、ブラックやチョコのラブラドールレトリバーは、イエローと比べて非常に活発な面を持ち、常に動き回っているような子が多いようです。これは性質のため、その子の個性として受け止め、うまく付き合っていく必要があります。

また、まれに無駄吠えなどがある子もいますが、トレーニングで改善するようです。子犬のころからしっかりとしつけましょう。

原産国による性格の違いとは

ラブラドールレトリバーは、ルーツからイングリッシュタイプ、オーストラリアンタイプ、アメリカンタイプに分類され、それぞれが異なった性格をしています。

イングリッシュタイプ

このタイプは、品評会用に発展してきたため、他のタイプと比べておとなしく、上品な振る舞いをする傾向にあるようです。若干小柄でしっかりとした骨格を持つことも特徴的です。

オーストラリアンタイプ

日本をはじめとするアジア地域で飼育されているこのタイプは、他のタイプよりも陽気でさらにフレンドリーです。来客が多い家庭や、他のペットがいる家は、このタイプを検討してみてはいかがでしょうか？

アメリカンタイプ

このタイプは、アメリカで作業犬として活躍してきた歴史を持つことから、活動的な子が多いようです。愛犬と一緒に出かけたり、遊んだりしたい方はこのタイプを選んでみてはいかがでしょうか？

ただし、若干神経質な面も持っているため、その子なりのこだわりを理解し、合わせてあげる必要があります。また、アメリカンタイプは他のタイプとくらべて必要な運動量が非常に多いです。このことから、愛犬の世話に十分な時間が取れる方におすすめします。

ラブラドールレトリバーの性格に合ったしつけ方

ラブラドールレトリバーは、どんな種類でも賢さや従順さは共通するため、しつけがしやすいようです。

しかし、子犬のときはやんちゃな子も多いため、間違えたしつけを行なってしまうと成犬になった際に、無駄噛みや無駄吠えをする恐れがあります。

ラブラドールレトリバーをしつけるときには、どのような点に注意すればよいのでしょうか？

信頼関係を築く

愛犬をしつけるためには、信頼関係を構築することが大切です。愛犬が悪いことをした際にはしっかり叱ることと合わせて、しつけに一貫性を持つようにしましょう。

毎回違うしつけを行なうと混乱してしまい、どのように過ごしたらよいか分からなくなってしまいます。ルールを決めたらそれを必ず守るように心がけましょう。

「待て」をマスターする

ラブラドールレトリバーはメスで約28kg、オスで約32kgと、身体が大きな犬種です。悪気がない場合でも、一方的に相手に近づいてしまうことでトラブルの原因にもなり得るため、どんな状況でも必ず「待て」ができるようにしつけましょう。

しつけが難しい場合は、獣医やブリーダーに相談することもおすすめします。

褒めるときはスキンシップがおすすめ

ラブラドールレトリバーは飼い主と寄り添い、ふれあうことを好む犬種です。褒めるときは撫でるなどのスキンシップを取ることで嬉しい気持ちになり、飼い主を喜ばせようとがんばってくれるでしょう。

こちらの商品は、一口サイズにカットされており、手軽に何度もあげることができるため、しつけに向いています。ご褒美に選んでみてはいかがでしょうか？

肉味やチーズ味、さまざまな味がミックスされたキューブタイプがあるため、愛犬が好きなものを選んであげてくださいね。キューブタイプは一袋で3種類の味を楽しむことができるため、グルメな子でも満足できるでしょう。

くわえることができるおもちゃを用意する

ラブラドールレトリバーは本能的に物をくわえたくなる傾向にあるようです。室内の備品や散歩中に道に落ちているものなどもくわえようとすることがあるため、噛んでもよいおもちゃを用意し、それを噛むようにしつけましょう。

こちらの商品は程よい硬度と、突起がある独特な形状で、愛犬の好奇心を刺激します。喜んで遊ぶという口コミも多く、無駄噛みが減る子もいるようです。

また、噛むことで歯磨き効果が期待できるため、口内トラブルが気になる場合にもおすすめです。毒性のない素材が使われているため、どんな犬種にも与えやすいでしょう。

ラブラドールレトリバーは最高の相棒になる！

ラブラドールレトリバーの性格は、カラーや原産国によって異なりますが、基本的には優しく飼い主に従順なため、親しい関係性を作りやすいでしょう。

また、ラブラドールレトリバーは飼い主に喜んでもらうことが大好きなため、一生懸命尽くそうとする子が多いようです。飼い主もそれに答えてラブラドールレトリバーに愛情をそそいであげれば、最高の関係が築けるはずです。

ただし、身体が大きな犬を飼育することは、散歩や餌代、飼育スペースなどの面で小型犬よりも大変になってきます。そして、賃貸の場合は大型犬可能の物件が少ないため、もし引っ越すことになったらどうするかなど、万が一の場合を考えておくことも大切です。

最後までしっかりと責任をもって飼うということを忘れないようにしましょう。ペットを書きたいと検討の方は、穏やかで賢いラブラドールレトリバーを人生の相棒にしてみませんか？