ペットは可愛いけれど、実際に飼ってみると楽しいことだけではありません。命を預かることの意味を学べて、ペットを迎える前に準備しておきたいことやお世話のコツが詳しくわかる、子ども向けのうさぎ飼育本が登場しました。「うさぎがおうちにやってきた!」を読んで、飼う前にシミュレーションを行なってみましょう。
目次
「うさぎがおうちにやってきた!」ってどんな本?
株式会社学研プラスの「動物の飼い方がわかるまんが図鑑」シリーズからは、これまで猫・犬・ハムスターの本を発刊してきました。
新しくシリーズの仲間入りを果たした、うさぎの飼い方がわかる「うさぎがおうちにやってきた」についてご紹介します。
子どもが初めてうさぎを迎える前のシミュレーションをしよう
「うさぎがおうちにやってきた」は、うさぎを家族とし迎える前に考えることと迎える前に準備することを学ぶことができる本です。
うさぎの気持ちやお世話のしかた、仲良くなるためのコツの解説は、初めてうさぎを迎えたいと考えている子どもにも、実際に家で飼っている子どもにもおすすめです。
うさぎを迎える前に子どもに読ませることで、ペットによって「満たされる気持ち」と「絶えず伴う責任」をまんがで疑似体験することができます。そのうえで覚悟をもって飼うのか、今回は諦めるのか、子どもの決断や成長が見られそうですね。
うさぎの写真がいっぱいで可愛い
巻頭の折込ポスターには実物大の子うさぎが、グラビアページには4ページにわたって多種多様なうさぎの写真が掲載されています。あまりの可愛さに、うさぎとの生活が待ち遠しくてたまらなくなることでしょう。
他にも「うさぎの人気しぐさ&品種図鑑」や「うさぎのへやんぽすごろく」など、うさぎの写真で溢れた見ごたえのある一冊です。
ペットが子どもに与えるいい影響って?
責任感
ペットは、飼い主のお世話なしに生きていけません。ごはんをあげたり、トイレを掃除したり、遊んであげたりなどの日課を果たすことで、子どもに責任感を身につけさせることができるでしょう。
また、子ども一人の力でペットを育てることは困難です。家族でお世話を分担したり協力して育てることで、会話が増え、家族間の絆も強くなるかもしれないですね。
思いやり
ペットは言葉が話せません。普段から愛情をもって接し観察することで、ペットの感情を汲み取ったり、体調の変化に気付く力が自然と身につくことでしょう。
ペットの気持ちを考えて行動することで、優しさや思いやりのある豊かな心を育むことができます。
心のよりどころ
子どもが成長していく過程で、人間関係や勉強などの悩みやストレスを抱え込むことはよくあります。
そんなときにペットは、何も言わずにただ癒してくれる存在となるでしょう。
命を学ぶ
犬や猫、うさぎなど多くの動物は人間よりも寿命が短く、いつか死を看取るときが訪れるでしょう。
家族として過ごしてきたペットの死を受け入れるのは、大人にとっても辛く悲しいできごとことです。ペットを飼い、命について考えることは、子どもにとって貴重な財産となるでしょう。
「動物の飼い方がわかるまんが図鑑」シリーズを活用しよう
現代では、3世帯に1世帯の割合でペットを飼っており、多くの人がペットをかけがえのない家族だと考えています。
子どもが「ペットを飼いたい!」と発信してきた際は、ぜひ思いを尊重し、まずは「動物の飼い方がわかるまんが図鑑」でペット飼育のシミュレーションから始めてみてはいかがでしょうか。
・画像提供:PR TIMES