熱帯魚の飼い方の基本!必要グッズとおすすめ5種

熱帯魚 飼い方

熱帯魚は、自宅でも簡単に飼うことができるため人気を博しています。色とりどりの魚たちが優雅に泳ぐ姿が魅力ですよね。ここでは、初心者でもできる熱帯魚の飼い方の基本を解説します。熱帯魚を飼うために必要なものやおすすめの熱帯魚などをまとめました。

熱帯魚について

熱帯魚とは

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熱帯魚とは、熱帯地域や亜熱帯地域に住む淡水魚のことを指し、色彩が美しく、色とりどりなのが特徴です。最近ではペットとしての人気も高く、一般家庭でも多く飼育されています。

熱帯魚の魅力

熱帯魚の魅力というと、色とりどりの熱帯魚が優雅に泳ぐ姿ですよね。赤や青など、思わず目を奪われるという方もいるでしょう。時間を気にせず、水の中を優雅に泳ぐ姿は癒しを与えてくれ、ずっと見ていたくなりますよね。

熱帯魚を飼うために必要なもの

水槽

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熱帯魚が生活するための水槽は、さまざまなサイズがあります。飼う熱帯魚の種類や数によって最適なものを選ぶようにしましょう。また、水槽を置く場所の強度もチェックしておくことが大切です。

ちなみに、サイズの目安はこちらを参考にしてください。

  • 10匹飼育する場合:30×30×30cmの30cmの水槽
  • 20匹飼育する場合:45×30×45cmの45cmの水槽
  • 30匹飼育する場合:60×30×36cmの60cmの水槽
  • 50匹飼育する場合:90×45×45cmの90cmの水槽

テトラアクアリウム

シルバー&グレーの明るいフレームで、初心者でも簡単に飼育を始めることができます。

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底砂

水槽の下に敷き詰める底砂は、ろ過バクテリアの住む場所で、水をきれいに保つ役割があります。他にも水質を安定させる機能があり、水槽の見た目も良くしてくれますよ。容量ですが、60cmの水槽に対して8kgあれば十分です。水槽のサイズに合わせて調整してくださいね。

癒し水景 魚にやさしい天然砂

カラーゼオライトを使用した底砂で、天然・未着色なので安心して使用できます。ゼオライトの効果により、水中の水害物質を吸着し、水をろ過してくれます。

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照明

照明は、水槽の中にある水草が光合成を行なうのに必要なものです。もちろんそれだけでなく、水槽の美しさを際立たせる役割もあります。

CLEAR LED POWERⅢ 300

人気No.1のアクアリウムLEDです。赤・青・白の3色で熱帯魚と水槽をくっきり見せてくれます。水槽の中の究極の美しさ、際立つ明るさを楽しむことができますよ。

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ヒーター・サーモスタット

オートヒーターとは、水槽の中の水を熱帯魚が住みやすい温度にするための保温器具のことです。熱帯魚は冷たい水で生息することができないので、水槽内の水を温める必要があります。

オートヒーターだけでなく、水温に応じてヒーターのオンオフを自動で行なってくれるサーモスタットも用意してください。ヒーターにはサーモスタット機能付きのものもあります。

セーフカバー ヒートナビ 80

熱帯魚を熱から守る安全カバー付きのヒーターと、コンパクトサーモスタットの一体型新構造オートヒーターです。水温を15~35度にコントロールすることができます。ヒーターは横向き・縦向きともに設置することが可能です。

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ろ過フィルター

熱帯魚を飼うために使用するろ過フィルターが、「上部式フィルター」「外部式フィルター」「底面式フィルター」「外掛け式フィルター」の4種類あります。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、熱帯魚との相性を見ながら最適なものを選んでください。ろ過フィルターには水槽内のゴミを取り除いたり、水質を良い状態に保たせる役割があります。

上部式フィルター

上部式フィルターは、水槽の上部に置くタイプで、金魚やミドリフグなど、フンが多い魚におすすめです。他のろ過フィルターよりも、水槽内をゴミをこし取る力が強いです。

比較的価格も安く、メンテナンスもしやすいのでおすすめです。しかし、フチのある水槽でしか設置できず、モーター音が気になります。

外部式フィルター

熱帯魚全般におすすめの外部式フィルターです。フィルター本体は水槽外に設置し、給水口と排水口のみを水槽の中に設置します。ろ過能力も高く、密閉されているので音も静かです。耐久性もあるため長持ちします。しかし、初期費用が高く、外部式フィルターは「エアレーション」が必須です。また、水槽の外に設置するので、設置スペースにも余裕が必要となります。

外掛け式フィルター

メダカやグッピーなどの小型魚におすすめの外掛け式フィルターです。水槽のフチに掛けるもので、メンテナンスがしやすく初心者に人気です。

価格も安く小さいので場所も必要ありません。しかし、ろ過能力が低いため、45cm以上の水槽で使用することができませんし、中型魚や大量の熱帯魚を飼育するのには不向きです。モーター音が気になるという方もいます。

底面式フィルター

底面式フィルターを水槽の底に敷いて、その上に底砂を引いて使用するろ過フィルターです。メンテナンスが大変ですが、ビーシュリンプなど水質に指定がある魚に向いています。

底面式フィルターはろ過能力が高く、安いものだと500円ほどで購入することができますよ。しかし、掃除が大変で、底砂に泥がたまりやすいです。水草を植える場合には、底面式フィルターに根っこが絡まることもあります。

スリムフィルターS

奥行きがすっきりとした、スリムなフィルターです。新ろ過構造で、やさしい水流を作ります。水中モーターなので音も静かで、流量調節機能付きなので、飼育魚により流量を調節することができます。

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水温計

水温計は、水温を管理するために必要なものです。水温計にもさまざまな種類がありますが、目盛が1度単位で刻まれているものだと、温度が良く分かり便利ですよ。

デジタル水温計

水温センサーのみを水槽内に設置することで、水温を測ることができるデジタル水温計です。本体は、水槽壁面に取り付けても、水槽台に置いても使用することができます。

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水草

水槽をより綺麗に見せてくれるのが水草です。光合成をして、酸素を供給してくれます。最近では、人工水草も多く市販されており、枯れたり腐る心配もないので、初心者におすすめです。

ウィローモスマット

初心者におすすめの水草がウィローモスマットです。水中で繊細に揺れ、室内でも鮮やかな色を変えないまま、観賞することができます。水苔の一種ですが、手がかからず、埋めるだけで簡単に設置できるのも魅力です。

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中和剤(カルキ抜き)

水槽の中に水道水をそのまま入れて使用することができません。水道水には塩素が含まれているため、熱帯魚やバクテリアに悪影響となります。

そのため、水道水から塩素を抜くために中和剤(カルキ抜き)を使用します。中和剤を使用しなくても、水道水をくんで1日おいておくだけで塩素は抜けますし、浄水器を通した水を使用してもかまいません。

ベタセーフ

水の雑菌を抑える中和剤です。抗菌成分と熱帯魚のひれ先を守る粘膜保護成分の2つの効果があります。塩素、クロラミンを中和し、重金属を無害化します。

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エサ

飼育に欠かせないのが、熱帯魚が食べるエサです。粒状のものから生き餌、フリーズドライなどさまざまな種類があります。粒量やフレークなどの人工飼料は、栄養バランスも優れており、価格も安いのがメリットですが、全く食べてくれない品種もいます。

生き餌は、栄養価が高く、最近では扱いやすいように生き餌をそのまま冷凍したものも販売されています。生き餌に殺菌・除菌がされているだけでなくビタミンも添加されたりと、安心して与えることができます。

テトラミン フレーク

食べやすく、消化吸収力の高いフレークタイプのエサです。必要な栄養成分をバランスよく配合しており、食べ残しや排泄物を減少してくれます。魚の健康に役立つとともに、水質を悪化させる心配もありません。

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初めてでも大丈夫!熱帯魚の飼い方の基本

水槽の準備をしよう

熱帯魚 飼い方

熱帯魚を飼うために、必要なものを購入した後は水槽の準備をしましょう。

  • STEP.1
    手を洗う
    水槽や底砂などを触る手や腕をきれいに洗いましょう。石鹸を使用する場合には、石鹸が残らないように徹底的に洗い流してください。
  • STEP.2
    水槽を洗う
    水槽を水洗いします。この時、洗剤や石鹸は使用せず、軽く水洗いする程度でかまいません。
  • STEP.3
    水槽を設置場所におく
    きれいに洗った水槽は、直射日光の当たらない平らな場所に置きます。
  • STEP.4
    水の温度を調節する
    バケツに水道水をくんだ後は、水温が20~25度になるようにお湯を入れながら調節します。その後で中和剤(カルキ抜き)を入れてかき混ぜましょう。中和剤がない場合は、浄水器を通した水を使用したり、事前に水をくみ、1日おいた水を使うようにしてください。
  • STEP.5
    水槽に底砂と水を入れる
    ザルのボウルなどに底砂を入れて軽くすすいだ後、静かに水槽の中に底砂を入れます。その後、先ほど温度を調節した水を水槽の3分の2くらい注ぎます。
  • STEP.5
    オートヒーターを入れる
    水槽の中にオートヒーターを固定し、完全に水中にあることを確認してからコンセントを入れてください。
  • STEP.5
    水草を入れる
    水草や流木などを設置します。
  • STEP.5
    熱帯魚を入れる
    いよいよ熱帯魚を水槽の中にいれますが、まずは熱帯魚が入っている袋のまま、30分~1時間ほど水に浮かせます。その後、袋の水ごとゆっくり入れてください。
  • STEP.5
    水位を足す
    初めは水槽の3分の2の水位でしたが、熱帯魚を入れた後にフチから5cmの水位になるように水を足し、完成です。その後、照明を点灯させてください。

エサやりは1日に2回

水槽に入れた後は、エサやりです。エサは1日に2回、すぐに食べきる程度を与えてあげましょう。飼いやすい熱帯魚の代表であるグッピーは、与えると食べ続けます。

それでついついあげ過ぎてしまうことがありますが、エサは与え過ぎると水質の悪化にもつながるので注意しましょう。

水の管理をしよう

熱帯魚を飼うにあたって、水の管理はとても重要です。手順を間違えないように、定期的に管理を行なってください。

水温

熱帯魚は23~28度の水温が適温となるので、常にこの水温を保てるようにしましょう。オートヒーターをセットしておくと、自動的に水温を保つことができるので安心ですね。

水換え

水槽の水替えは、一般的に小型水槽なら週に1回、水槽の水を半分ほど交換するといいでしょう。とはいえ、グッピーやプラティーなどは3年以上水換えなしの水槽でも生活することはできるので、そこまで頻繁に行なわなくても大丈夫です。

水換えに使用する水は、水道水よりも浄水器を通した水、1日くみ置きした水、中和剤を使用した水を使ってください。

注意
冬場はいきなりつめたい水を入れると、熱帯魚が体調を崩したり、最悪の場合は死ぬこともありますので、水槽の中で急激な変化がおきないようにしてください。

初心者におすすめ!飼育が簡単な熱帯魚5選

グッピー

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グッピーは熱帯魚の中でも知名度の高い品種で、初心者でも簡単に飼育することができます。体長4cmまで成長し、尾びれが大きく、ゆっくり優雅に泳ぎます。

平均寿命は1~2年ほどで、熱帯魚ショップには国内産グッピーと外国産グッピーが販売されていますが、国内産の方が病気にかかっているリスクが低いです。

プラティー

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プラティーは丸くて可愛い熱帯魚で、オスは4cm、メスが6cmほどの大きさです。グッピー同様、飼育が簡単なので初心者にも人気で、寿命も1~2年ほどです。

ブラックモーリー

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ブラックモーリーは、丸身を帯びた全身真っ黒な熱帯魚です。平均寿命はおよそ2年で、温和な性格をしています。オスは背びれのフチがだんだんと黄色になっていきます。雑食性で水槽に生えている苔も食べてくれ、水槽の中を綺麗にしてくれますよ。

ネオンテトラ

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体に1本の青いラインが入っているため、ネオンのようにキラキラと輝いて見えます。水質の変化にも強いので、初心者にも飼いやすい品種です。

平均寿命は1~2年ほどです。よく似た熱帯魚に「カージナルテトラ」がいます。体の赤いラインが付け根まで届いていないのがネオンテトラで、尾びれの付け根まで届いているのがカージナルテトラです。

そして、ネオンテトラは他の熱帯魚よりも比較的安価なので、手に入りやすいです。

ハチェット

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ハチェットは、お腹部分を張り出しているのが特徴の熱帯魚です。見た目が手斧(ハチェット)に似ていることから、この名前がついたと言われています。

全長4cmの小さい熱帯魚で、特にマーブルハチェットと呼ばれる大理石模様の品種が人気です。平均寿命は2~3年ほどで、臆病な性格をしています。

熱帯魚の飼い方は本を読んで理解しよう

熱帯魚を飼育するアクアリウムの流行とともに、熱帯魚の飼い方や健康管理についての書物が多く出版されています。初めて熱帯魚を飼うという方は、ぜひチェックしてくださいね。

はじめての熱帯魚&水草の育て方

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他にも飼育グッズやエサやり、水草の選び方や植え方、健康管理についてまで丁寧に解説してくれています。初心者向けの水槽レイアウトが必見です。

こんなにかわいい!熱帯魚の飼い方・育て方

初めて熱帯魚を飼うための基本となる本です。水槽などの何が必要か、初心者でも飼える熱帯魚の種類は何か、水槽の中に何匹の種類を入れたらいいのか、エサを食べてくれない、卵を産んだ後の対処法などが書かれています。安心して熱帯魚を飼うための方法を詳しく紹介しています。

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ニモは熱帯魚でなかった?

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大人気のディズニーアニメ「ファインディング・ニモ」で主人公だったニモ、ご存知の方も多いですよね。あの映画をみて「いつかはニモを飼いたい」と思った方もいるでしょう。

ニモは「カクレクマノミ」といった品種の魚ですが、実はニモは熱帯魚ではないので、他のグッピーやプラティーなどの淡水魚と一緒に飼うことはできません。

ニモは海に住む「海水魚」であり、熱帯魚の水槽に入れたとしても飼うことはできません。

水の管理に注意して熱帯魚を飼ってみよう

飼育するのに難易度が高いと言われる熱帯魚ですが、環境を整えて、エサやりの回数を守ることで長生きしてくれます。ルールは決まっていますが、熱帯魚は十人十色と言われるほどですので、熱帯魚たちの個性に合わせた飼育が大切です。

広い水槽で、色とりどりの熱帯魚は優雅に泳いでいる姿を見ると、思わず時間を忘れるほど眺めてしまいますよね。初心者でも失敗せず熱帯魚を飼うことが可能です。飼育方法や水の管理に注意して、オリジナルのアクアリウムを作ってくださいね。