猫にキャットタワーは必要?選ぶときの7つのポイント

猫にはキャットタワーは必要なの?キャットタワーを選ぶときの7つのポイント

猫を飼っている人、飼うことになった人で「猫にとってキャットタワーは必要か」購入を迷っている人がいることでしょう。キャットタワーが必要だとされる理由はどのような理由があるのか、購入の際にはどのような点を注意して選べばいいのかを解説していきます。

猫にキャットタワーは必要なの?

猫にはキャットタワーは必要なの?キャットタワーを選ぶときの7つのポイント

猫は高い場所が好き

猫が高い場所を好むのは、高い場所にいることで周りを観察して、安全を確認できるからです。また、獲物を探すときにも高い場所からのほうが見つけやすいことも理由のひとつです。そして、高い場所は敵から身を守るためにも格好の場所なのです。猫にとって、高い場所は命を守るために必要な場所だということになります。

また、猫にとって高い場所は「安心できる場所」なので、その場所が家の中にないと不安でストレスになる場合があるのです。猫のストレス解消のためにも、キャットタワーを置いてあげるといいでしょう。

猫に大事な上下運動ができる

犬は広い場所を駆け回ることを好み、その運動が健康を維持するために必要なものです。しかし、猫はそのように広い場所を駆け回ることを必要とせず、上下運動を必要とします。室内飼いの猫はこの上下運動をする場所は基本的にありません。

人間が生活する家の中は冷蔵庫の上やタンスの上くらいしか高い場所はありませんが、それでは猫が必要とする運動は補えません。運動不足は肥満や病気の原因になる可能性がありますので、猫が上下運動できる場所を与えてあげることが大切です。

キャットタワーを設置することで、上下の運動をするようになり、筋力を維持して運動不足解消に役立つのです。

猫もひとりになりたい

人間のように猫でもひとりになれる場所が欲しいものです。特に何かに驚いたり怖いことがあって隠れたい場合、逃げ場所があると安心するのです。キャットタワーのハウスやハンモックがその場所になりますので、キャットタワーは猫にとって安心できる空間になるのです。

爪とぎの場所ができる

猫が爪とぎをするのはさまざまな理由からですが、爪とぎは猫の本能的な行動であり、爪とぎをすることで爪の伸び過ぎを防止するなどの大切な理由があります。

そのため、猫に爪とぎをやめさせることはできません。家具や柱で爪とぎしないように、爪とぎ器を与えて爪とぎをさせる必要があります。

キャットタワーはほとんどのものが、柱部分が爪とぎになっています。上下運動ができて運動不足の解消になり、高い場所に登れて爪とぎができるためストレス解消になるキャットタワーはおすすめのアイテムなのです。

キャットタワーを買う前に注意すること

猫にはキャットタワーは必要なの?キャットタワーを選ぶときの7つのポイント

安定しているか

キャットタワーを購入する際に注意しなければならないのは、第一に安全に使えるかどうかです。地震で倒れないようなものを選ぶのはもちろんですが、普段使っている時に少しの衝撃で倒れてしまったら猫がケガをしてしまいます。

倒れない安定しているキャットタワーは底板が大きく重いものです。選ぶ際には安定感を重視しましょう。

滑って落ちることがない素材か

キャットタワーの棚板は、ほとんどのものが起毛生地で覆われているため、飛び乗った時に滑らず安全になっています。しかし、中には板がそのまま使われているものもあります。見た目はおしゃれですが、猫が飛び乗った際に滑ってしまう恐れがあります。

猫は興奮すると、部屋中をダッシュして走り回ることがありますが、フローリングの床で滑ることがあります。滑ってしまうと猫の足腰に負担をかけることになってしまうので、猫の身体のためには滑らない加工がされている板を使ったキャットタワーを選ぶようにしてあげましょう。

掃除がしやすいか

キャットタワーの選び方のポイントには、掃除のしやすさがあります。多くのキャットタワーは、棚板が布で覆われているので掃除機をかけたり、拭くこともあるでしょう。抜け毛が付くことも多いことや、猫が吐いた時のことを考えると茶色などの濃い色のものを選ぶことをおすすめします。

長期的に使えるか

選ぶポイントは、安全に使えることに加えて長期的に使用できるかも重要です。子猫の時に買ったとしても、成猫になってからも使えるもので、老猫になっても対応できるものを選ぶといいのではないでしょうか。

また、爪とぎの部分が交換できるかどうかもチェックしましょう。猫によって爪とぎする場所は異なりますが、キャットタワーの柱が爪とぎできるようになっているため、長く使用するとボロボロになってしまいます。

安全なつくりになっているか

キャットタワーは人間の背の高さほどありますので、もし猫が寝ぼけて落ちてしまったらケガにつながることがあります。ケガ防止のためには、棚板が滑りやすいものを避けて布で覆われているものを選ぶようにしましょう。

また、棚板は角があるものよりも角が丸くカットされているもののほうが安全です。キャットタワーのベッド部分が平らではなく、落ちないようにガードがついているものを選ぶと、猫が寝ている間に寝返りをうつなどして落ちることがないでしょう。

猫の年齢に合わせて選ぶ

キャットタワーはさまざまな形や高さのものがあります。選ぶときには猫の年齢に合わせてあげるようにしましょう。子猫はミニタワーで登る練習をしてから、高さがあるものにステップアップしていくといいのではないでしょうか。

また、老猫になると足腰が弱ってくるので、ジャンプするのが厳しくなってきます。老猫にはジャンプしないと登れないタワーではなく、階段がついているものや登りやすいように踏み台を置いてあげるなどの工夫をしてあげましょう。

設置場所を考えてから購入する

インターネットのサイトでキャットタワーを購入する人は多いと思いますが、届いて組み立てた時に思ったよりも大きくて驚いた方もいるのではないでしょうか。

キャットタワーを置く場所はリビングが多いと思いますが、部屋のどこに置くか考えて購入するようにしましょう。ネットの商品ページにはキャットタワーのサイズが書かれていますので、参考にしましょう。

キャットタワーに使われているパーツ

猫にはキャットタワーは必要なの?キャットタワーを選ぶときの7つのポイント

キャットタワーの棚板やハンモックを支えている柱は、ほとんどのキャットタワーはポール部分が爪とぎできるようになっています。

柱には麻縄や綿縄が巻かれているものが多く、麻縄は爪とぎしやすいのですが、研ぎカスが出やすいの特徴があり、綿縄は研ぎカスが出にくいのですが麻縄に比べたら爪とぎしにくい特徴があります。

ステップ台

ステップ台は棚板のことですが、猫が上に上がる時に踏み台にするための役割をしています。ステップ台には滑り止めのための加工がされているものを選ばないと、猫が滑ってケガをしてしまうので気をつけましょう。

ハウス

キャットタワーによってはついていないこともありますが、ハウスを呼ばれる空間があります。屋根がついていて中でくつろいだり、寝ることができる場所です。

ハンモック

猫に人気なのがこのハンモックです。キャットタワーによってはついていないものもありますが、ハンモックが好きな猫が多いのでハンモックが付いているものを選んであげるといいでしょう。多頭飼いの家ではハンモックの取り合いをする猫がいるほど大人気なアイテムです。

キャットタワーの種類

猫 キャットタワー

【画像】ポペットフレンズのバニラくん

据え置き型

据え置きタイプのキャットタワーは、土台が重くて安定しているので人気があるタイプです。高さや形もいろいろなものがあるので、猫の年齢に合わせた選び方や部屋の広さに合わせた選び方ができます。

キャットタワー自体は重いものですが、移動できるので掃除の時に動かして掃除機をかけることもできます。また、天井や壁に穴を開けなくてもいいので、賃貸の住宅の人にもおすすめです。

選ぶポイントは土台がしっかりしたものにすることです。若い猫は特に大変活発で、ものすごい勢いで走って登ったり降りたりすることがあります。その反動で倒れないように、ある程度の重さがあって倒れないようなものを選びましょう。

突っ張り型

天井と床でタワーを固定して支えるタイプのキャットタワーです。突っ張って固定するので安定しているところと、床から天井までフルに使えるので高さがあるところが人気です。

突っ張り型のキャットタワーもさまざまな種類のものが売られていて、1本のポールにステップ台とハンモックがいくつか付いているタイプのものや、壁に沿わせて横に広いタイプのものがあります。壁に沿って取り付けるものは、場所を取らないので狭い部屋に取り付ける場合におすすめのものです。

ただ、安定感はあるものの、簡単に移動できないところが難点です。また、突っ張りタイプなので、振動でポール部分が緩んできてしまうことがあるので、定期的に点検して安全に使えるように心がける必要があります。

壁に取り付ける手作りタワー

市販のキャットタワーは種類が豊富で、色も形もさまざまなものがありますが、自分で好みのタワーを作るのもおすすめです。インターネットで検索すると、キャットタワーを手作りで作っている人が多く、作り方も載っていますので参考にできます。

板などを買ってきて本格的に手作りする人や、カラーボックスをうまく並べて階段のようにしてキャットタワーにする方法もあります。市販で好みのものが見つからなかったら手作りしてみてはいかがでしょうか。

キャットタワーの疑問

猫にはキャットタワーは必要なの?キャットタワーを選ぶときの7つのポイント

キャットタワーはいつから与えるの?

猫は環境の変化に敏感な動物です。そのため、部屋の中に大きなキャットタワーが急に置かれたら驚いてしまいます。猫を飼うことになって、キャットタワーを置きたいと思ったら猫を迎えるときに部屋にある状態にしておくのが理想です。

子猫のうちは小さめのキャットタワーを置いてあげて、身体が大きくなったら大きめのものと交換する方法もいいでしょう。

キャットタワーに登らない

キャットタワーを買ったのに、猫がなかなか登ってくれない場合があるかもしれません。考えられる理由はいろいろあるのですが、いくつか原因を挙げます。

  • 新品のニオイが嫌
  • 猫はニオイに敏感な動物なので、嗅いだことがないニオイを嫌がることがあります。買ったばかりのキャットタワーは麻縄などの独特なニオイが残っている場合があり、そのニオイを嫌がっているのかもしれません。

    使ってほしいからといって、無理やり乗せたり近づけたりせず様子を見ていてください。キャットタワーのニオイが薄れてきたら乗るかもしれません。

    これは、キャットタワーに限らず、新しくベッドを買ったときなども同じ反応を示すことがあります。飼い主さんは気長に待ってあげてください。

  • キャットタワー自体が怖い
  • 環境の変化に敏感な猫は、見たこともない大きなものが急に部屋に置かれたら驚いてしまいます。しばらくは警戒して寄ってこない子もいることでしょう。

    興味はあるけど、なんだか怖いとばかりに何日間か遠目で観察してから、自分に害はないものだと認識したら遊んでくれるようになるでしょう。

  • 足場が不安定なので怖い
  • 高いところが好きな猫は、足場がしっかりしているところではないと登りません。設置するときに、ステップがしっかり固定されているか確認してください。

    猫の安全のためにも必要なことです。突っ張りタイプのキャットタワーを使用するときは、耐震マットを使うのがおすすめです。

  • 設置場所が気に入らない
  • 猫は部屋の中で居心地が良い場所を見つけて過ごします。寝ていた場所が暑くなったら移動して涼しい場所へ行ってくつろぐなど、常に過ごしやすい場所を探しています。

    そのため、キャットタワーの設置場所が猫にとって居心地がよくなければ使ってくれないでしょう。置いている場所が直射日光が当たる場所で暑くなる、エアコンの冷風が当たって寒いなど何か理由があるかもしれません。

    キャットタワーの場所を変えた途端遊ぶようになったという話も聞きますので、ニオイが取れて足場も安定しているのに使わない場合はキャットタワーを移動してみたらいいかもしれません。

キャットタワーから降りてこない

キャットタワーを置くようになったらハンモックの中でずっと寝ていて降りてきてくれない、なんていうことがあるかもしれません。飼い主さんにとっては猫との触れ合いの時間が減って寂しいとは思いますが、猫にとってキャットタワーがそれほど居心地が良い場所だということなのです。

トイレに行きたい、お腹がすいたというときにはちゃんと降りてきますので安心してください。ただ、いつもよりも長時間寝ている、1日ご飯も食べずトイレにも行かず寝ているという場合は、具合が悪いのかもしれませんので動物病院へ行くことをおすすめします。

キャットタワーから落ちた!

猫も木から落ちる、ということわざがあるように、猫はキャットタワーから落ちることがあるのでしょうか。

もしかしたらキャットタワーの上で寝ていて、寝ぼけたり寝返りをうったりして落ちることがあるかもしれません。しかし、大抵の場合は落ちる前に気がついて目を覚ますものです。一番危険なのは、キャットタワーの上で猫同士がじゃれ合っていて落ちてしまう場合です。

猫は高い場所から落ちても着地が上手なのでめったにケガをすることはありません。予測しない状態で落ちてしまったとしても、身体のバネを使ってケガすることがほとんどないのです。

しかし、落ちた場所がフローリングで滑りやすいところだと、着地の時に足を滑らせて足腰を痛める可能性があります。それを防ぐためには、キャットタワーのまわりにカーペットを敷くなどして対策を取りましょう。

キャットタワーの高さはどのくらいがいいの?

キャットタワーの高さはいろいろです。猫の健康のためには高ければ高いほど良いとされます。猫は人の頭の高さよりも高い場所が好きですので、高いものを置ける環境でしたら、できるだけ高いものを置いてあげましょう。

キャットタワーの置き場所はどこがいいの?

キャットタワーを置くのは、リビングの窓際がおすすめです。猫は高い場所と外を見ることが好きなので、キャットタワーは猫にとって最適なアイテムです。

また、リビングは家族が集まる場所なので、猫が安心することと飼い主さんが猫の様子を確認することができます。

ただ、窓際は夏などは大変気温が高くなりますので、窓に厚いカーテンをつけて日差しが直接当たらないようにするなどの工夫が必要です。

また、テレビやステレオのスピーカーがそばにあると、大きな音が嫌いな猫にはくつろげる場所でなくなってしまいます。その点も注意してあげることが重要です。

キャットタワー 猫

【画像】:ポペットフレンズのうたちゃん

猫の健康のためにキャットタワーを置いてみてはいかがでしょう

猫がキャットタワーで遊ぶ姿はとても可愛いものです。キャットタワーの上から外を眺めたり、ハンモックでお昼寝をしたりできるキャットタワーは猫にとって心地よい場所です。

部屋にキャットタワーを置けるようでしたら、ぜひ置いてあげてほしいと思います。部屋の広さに合わせてさまざまな大きさのものがありますので、猫の年齢や部屋に合わせて選んであげてくださいね。

Poppet フレンズ