可愛い愛猫に毎日与えるキャットフード、人気の商品が気になりますよね。市販品から直輸入品まで、ドライフードやウェートフードも含め愛猫の健康を守るために、栄養面や素材などに注目して選んでみましょう。では、子猫用などの年齢別や国産などのジャンルに分けて紹介します。
目次
安心・安全な人気の国産キャットフード3選
大切な愛猫には、安全で安心できる国産のキャットフードが一番と考える人も多いのではないでしょうか。国産であれば素材の生産地なども詳しく記載されています。
それでは、国産キャットフードのなかでもおすすめの商品を3つ紹介しましょう。
手作りに近い製法で作られた「日本のみのり」
画像引用:日本のみのり | サンユー研究所
国産の牛肉をメインに、手作りに近い製法で作られたキャットフードが「日本のみのり」です。
アレルギーを引き起こす恐れのある小麦やとうもろこしは、一切使用していません。添加物や保存料なども使われていない、安心の無添加キャットフードです。
添加物が入っていないため賞味期限は開封後半年で、他の安価なキャットフードに比べると短くなっていますが、毎日消費するものなので半年で使い切ることができる量を購入しましょう。
タンパク質は50%以上となっているので、愛猫の健康的な体を維持することができるでしょう。
病気の症状に合わせて選べる「メディファス」
画像引用:メディファスとは|キャットフード【メディファス】|ペットライン
メディファスは、猫がかかりやすい下部尿路の悩みを解消してくれるキャットフードとして注目されています。
麻布大学獣医学部との共同開発によって誕生したフードということで、栄養バランスや素材にもこだわっています。
ミネラルバランスをきちんと保つことで、尿のpH値をコントロールし、尿石ができにくいようにしてくれます。年齢と生活習慣から選べるラインナップのため、愛猫に合わせて選ぶことができます。
その他にも、毛玉ケアができるシリーズやダイエットにおすすめのフードなど、幅広く愛猫の様子に合わせてより適したものを選択できます。
愛猫の健康を守るのにぴったりな「ねこはぐキャットフード」
画像引用:ねこはぐ|ペットハグ
パッケージから自然由来の成分にこだわって作られたことが伝わってくる、そんなキャットフードが「ねこはぐキャットフード」です。
最大の特徴は、酸化防止剤などの添加物を使用していないことです。袋の裏側には、成分表示の他に給与量などの情報がわかりやすく記載されているのも便利です。
ねこはぐキャットフードはオールステージ向けの猫用総合栄養食となっているので、子猫からシニアまで長年愛用することができます。
かすかに感じるかつおぶしの香りで、猫の食欲を出してくれるという特徴もあります。
品質に徹底的にこだわったキャットフード3選
国産のキャットフードには確かな安全性があることが伺えました。そこで次に、品質に徹底的にこだわったキャットフードを紹介しましょう。
原材料にこだわり猫の体作りをサポートしてくれる「モグニャン」
画像引用:ねこはぐ|ペットハグ
香りと味わいが豊かで、愛猫が食事の時間になると飛んできてくれる、そんなキャットフードがモグニャンです。
今注目のグレインフリー、着色料や香料は不使用、厳しい基準をクリアした工場での生産と、すべてにおいてこだわっていることがわかります。
メインには白身魚をたっぷり使用しているので、愛猫の食欲をそそります。さらに、モグニャンひとつで、子猫からシニアにまで対応可能なので、多頭飼いをしていて、みんな年齢が違うというときにも安心して与えることができるでしょう。
魚を中心に作られたヘルシーな「シンプリー」
画像引用:最高級キャットフードシンプリー サーモン50 以上配合で健康的なのにおいしい!
最高級キャットフードと言われているシンプリーは、動物栄養学者と共に考案されたプレミアムキャットフードです。
グレインフリーであることはもちろん、サーモンやニシン、マスといったタンパク質を豊富に配合しています。動物愛護先進国イギリスで生まれたキャットフードとして、その品質の高さが注目されています。
子猫からシニアまで長く愛用できるので、愛猫の健康維持にぴったりと言えます。自分で健康のコントロールができない猫のためには、飼い主が慎重にフードを選んであげる必要があります。そんなときにも、このシンプリーなら安心して長く食べさせることができるでしょう。
高品質で栄養豊富な「カナガン」
画像引用:カナガン|イギリス直輸入!グレインフリープレミアムキャットフード通販
イギリス最高級のグレインフリーキャットフードと呼ばれるカナガンは、品質の高さから多くの人に選ばれています。イギリスでは80%以上のリピート率と、使用した多くの猫と飼い主が満足していることがわかります。
人工添加物などは一切使用していないので、愛猫の毎日の食事に適しています。チキンを中心に、サツマイモや海草、免疫力を高めてくれるマリーゴールドなどが配合されています。
カモミールによってリフレッシュ効果が期待できたり、クランベリーからはビタミンCを摂取することも可能です。100%の猫が食べたとも言われるカナガン、ぜひ愛猫にも試してみるのはいかがでしょうか。
子猫におすすめのキャットフード3選
国産や外国産のキャットフードの中で、品質に徹底的にこだわって作られたものは子猫からシニアまで利用できるという共通点がありました。
では、子猫におすすめと言えるキャットフードにはどのような商品があるのでしょうか?
無添加・グレインフリーの「ジャガーキャットフード」
画像引用:【ジャガー】プレミアムキャットフード|英国産こだわり品質のキャットフード
動物性タンパク質を80%以上配合したジャガーキャットフードは、子猫にも安心の無添加・グレインフリーとなっています。原材料の品質チェックからブレンド、パッキングまでの全ての工程において丁寧に作られています。
無添加キャットフードは開封すると賞味期限が短いという特徴がありますが、ジャガーキャットフードのパッケージにはジッパーに加えさらに別の構造も加えられているので、より鮮度を保ったまま保存することができます。
まだ食事量が安定しない子猫にも、安心して試すことができますね。
チキンや鴨肉、サーモンを中心にマルベリーやクランベリー、ブルーベリー、朝鮮人参などと厳選された素材を使って作られたキャットフードです。
いろんな味を楽しめる「オリジンキャットフード」
画像引用:オリジンジャパン
オリジンキャットフードは、近年増えつつある猫のアレルギーに対応するため、グレインフリーとなっています。グレインフリーだけでなく、無添加にもこだわって作られているため、毎日の愛猫の食事として安心して与えることができるでしょう。
高タンパクなキャットフードということで、動物性タンパク質を多く必要とする猫の体にぴったりです。
これから体が成長していく子猫にとっては、特におすすめです。カロリーがやや高めなので、シニアになって食べ過ぎてしまう点だけ注意が必要です。
開封してから1~2ヶ月以内に使い切るようにしないといけないので、賞味期限が短い点はよく覚えておきましょう。
無添加で安心「アカナのキャットフード」
画像引用:アカナファミリージャパン
動物性タンパク質は70%と、オリジンキャットフードに比べるとややタンパク質が少なめになっています。オリジンもアカナのキャットフードも、どちらもカナダの会社で作られています。
グレインフリーのキャットフードということでカロリーを抑えることができ、太りにくい体を維持できるというのも特徴となっています。
野菜や果物をたっぷり配合し、ヘルシーに仕上げてあるキャットフードです。メインの肉や魚を好みで選べるように、3種類の商品があるのも嬉しいですね。
高齢の猫におすすめのキャットフード3選
子猫にはタンパク質をしっかり摂取できるキャットフードを与えたい反面、高齢になると食事量や内容にもちょっとずつ変化が現れるようになります。
そこで、高齢の猫におすすめのキャットフードを3つ厳選しました。
年齢を重ねても食欲を出してくれる「ロイヤルカナン FHN エイジング 12+」
画像引用:プレミアムペットフードのROYAL CANIN<ロイヤルカナン>
12歳以上のシニア猫におすすめのドッグフードです。年齢を重ねても元気に過ごせるように、独自の抗酸化成分であるEPA、DHA、トリプトファンを配合しています。
さらに、シニアになると臓器にトラブルが起こりがちになるので、その点のケアをこのキャットフードで補うことができます。健康な腎臓を維持するためにリンを使用し、食欲が出るように歯ごたえと柔らかさのバランスにもこだわりました。
高齢になると徐々に現れてくる体の不調も、ロイヤルカナン FHN エイジング 12+を食べ続けることで軽減されるでしょう。
便臭ケアもできる「ピュリナ ワン」
画像引用:猫を飼っている方|PURINA ONE ピュリナ ワン
ピュリナ ワンは良質な肉や魚を使用し、タンパク質をしっかり摂取できるキャットフードです。さらに、ピュリナ ワンには健康であるために欠かせない6つの要素にもこだわって作られています。
理想的な体格、抵抗力の維持、健康的な骨格と関節、消化吸収性と便、皮膚と被毛の健康と目の輝き、健康な歯それぞれ注目しています。
消化吸収性に優れたキャットフードということで、1ヶ月ほど続けると効果が実感できるようです。
便の臭いが気にならなくなった、便秘や下痢の症状が改善されたといったように、便に関する悩みが解消されたという声が寄せられています。
大袋の中に小分けされた袋がいくつか入っているので、鮮度を保ったまま保存することができるのもうれしいですね。
免疫力アップにおすすめ「FORZA10(フォルツァディエチ)」
画像引用:FORZA10(フォルツァディエチ)イタリアのドッグフード/キャットフード:輸入発売元【株式会社Tricco International】
イタリアのキャットフードであるFORZA10は、シニア猫の免疫力を高めることに注目したおすすめのキャットフードです。
公式サイトには、使用している素材の一つひとつに対して解説があり、飼い主が納得のうえで安心して愛猫に与えることができます。
目的に応じて数種類のキャットフードがあり、年齢を重ねてきた猫におすすめなのがイムーノアクティブです。ウコンやザクロ、ローズヒップ、メロン、パパイヤなどといった植物や果物を使用し、免疫力アップを図ります。
ドライフードには丸い粒のなかにハート型がいくつか混じっていて、食べているときの楽しみも増えるでしょう。
ロイヤルカナンキャットフードなら猫の種類ごとに商品を選べる
高品質で安心して愛猫に与えられると人気のロイヤルカナンキャットフードは、猫の種類ごとによりぴったりなフードを選べることで注目されています。ここでは、3種類の猫について、おすすめのロイヤルカナンキャットフードを紹介します。
アメリカンショートへア専用のキャットフード
画像引用:ロイヤルカナン アメリカンショートヘア専用キャットフード
生後12ヶ月から12歳までと、幅広く利用できるアメリカンショートヘア専用のキャットフードは、理想的な体重を維持することができ、健康的な消化をサポートしてくれます。
皮膚や被毛をより健康的に保つこともでき、若々しさをキープできます。
また、去勢や避妊手術を受けた猫の健康を配慮するため、泌尿器を丈夫にしてくれるミネラルをバランスよく配合しています。
ブリティッシュショートヘア専用のキャットフード
画像引用:ロイヤルカナン ブリティッシュショートヘア専用キャットフード
筋肉質な体をしているブリティッシュショートヘアは、関節に負担がかかりやすいのが特徴です。
そこで、健康的な関節と筋肉を維持するために、ブリティッシュショートヘア専用のキャットフードとして成分の配合にこだわっています。
さらに、フードの食べごたえと噛みごたえをしっかり実感できるように、大きめサイズの粒になっているのもポイントです。大きめな粒が、健康的な口内環境を維持してくれます。
その他にも心臓を強化するためのタウリンやEPA、DHAを配合し、フードの美味しさを保つため、包装にもこだわっています。ブリティッシュショートヘアを飼っているという人には、ぜひ一度試してもらいたいキャットフードです。
ラグドール専用のキャットフード
柔らかく美しい毛並みが特徴的なラグドール、その容姿をいつも維持するためにオメガ3とオメガ6の不飽和脂肪酸をバランスよく配合しました。ここから、皮膚と被毛を健康かつ美しく保つことができます。
心臓を健康に保つために、タウリンやEPA、DHAも配合してあるので、シニアになっても食べ続けることができます。おむすびのような形の粒が特徴的なフードで、食べごたえもしっかり感じられるようになっています。
愛猫にぴったりなキャットフードを選ぶポイント5つ
愛猫には安心して美味しいものを食べさせたいと考える健康志向の飼い主が増えています。キャットフードを選ぶ際のポイントを押さえておくと、より納得のいく商品と出会うことができるでしょう。
そこで、キャットフードを選ぶポイントとして、以下の5つに注目してみましょう。
年齢や猫の種類を確認しよう
猫の体は、子猫とシニアでは大きく状態が異なります。求める栄養素やカロリーが違うため、年齢に応じて適したキャットフードを選ぶ必要があります。また、猫の種類によっても、同じことがいえます。
種類によって成長速度が違ったり、かかりやすい病気や体質も異なります。同じキャットフードでも種類ごとに展開されているという場合は、愛猫の種類に合ったものを選ぶと安心です。
原材料のチェックと添加物の有無を忘れずに
必ずチェックしておきたい項目が、原材料と添加物の有無です。原材料にはできるだけ穀物が含まれていない(グレインフリー)方が望ましいですし、副産物といった言葉が書かれている際にも注意が必要です。
原材料一つひとつに注目し、信頼できる原材料であるかも判断しましょう。
また、添加物についても細かくチェックが必要です。安価なキャットフードには、たくさんの添加物が含まれています。
添加物の中には発がん性のあるものや健康に悪影響を及ぼすものもあるので、毎日同じフードを食べる猫にとってはその積み重ねが大きなリスクを伴います。
そこで、愛猫のために添加物が入っていないまたはできるだけ含まれていないものを選んでおくことをおすすめします。
添加物にはさまざまな種類があるので、どの添加物がどのように体に悪影響となる恐れがあるのかを確認しておくと、添加物の危険性についてより真剣に考えることができるでしょう。
ドライタイプかウェットタイプか
キャットフードもドッグフードと同じように、ドライタイプやウェットタイプがあります。ドライタイプを選ぶ人が多いと思いますが、ドライタイプの一番のメリットは保存がきくので安心して使い続けることができる点です。
一方のウェットタイプは、その字のとおり生に近い状態で提供されるため芳醇な匂いと視覚的な魅力から食いつきがいいとされています。
しかし、その多くに添加物が含まれていると言われているため、原材料の確認なしでは購入をおすすめできません。
さらに、ウェットタイプはその日中に使い切らないといけませんし、コストもドライタイプよりかかるため、特別な日や食欲のない子に食べさせたい時などの利用に限れば便利でしょう。
ウェットタイプのキャットフードは、総合栄養食とは言い切れない商品が多いので、毎日の食事に活用するのならドライタイプの方が適しているでしょう。
原材料や添加物について、できるだけ安心できるものを選ぶことが大事です。
グレインフリーかどうかも重要なポイント
ドッグフードと同じく、キャットフードについても穀物の有無は重要なポイントとなります。猫の体にとっても、穀物は消化しにくく、負担となってしまいます。
とうもろこしや小麦は、猫のアレルギーを引き起こすリスクがあります。アレルギーと消化の面で穀物は問題になってしまうので、グレインフリーかどうかという点についても必ず確認しておきましょう。
毎日同じものを食べる猫にとっては、穀物が含まれているキャットフードを食べ続けていることが負担となってしうのは明白ですね。
栄養バランスを考えて作られたものを選ぼう
愛猫に、いつまでも健康でいてほしいと思うのは、飼い主として当然でしょう。そこで、毎日の食事でバランスよく栄養を摂取できるように、キャットフードの栄養バランスについても注目してみましょう。
魚や肉といった動物性タンパク質がどれだけ配合されているか、野菜や果物のバランスはどのようになっているか、関節を丈夫にしてくれる成分が含まれているかなど、栄養面に配慮して作られたキャットフードを選ぶために細かいポイントも押さえておきましょう。
無添加、グレインフリーという基準を満たしたキャットフードであれば、中に含まれている栄養素や原材料についてわかりやすく表示してあります。気になる成分があったら、調べて安全なものかを確認しておくと安心でしょう。
栄養バランスが取れたキャットフードを食べていると、猫の体型や毛並み、便の様子などが大きく変わってきます。
愛猫の健康を守るために信頼できるキャットフードを選ぼう
愛猫の健康を守るために、キャットフード選びは最も重要と言えます。
数え切れないほど多くのキャットフードが販売されているなかで、愛猫の年齢や種類、添加物の有無やグレインフリーなどのポイントを押さえながら、飼い主の責任としてより安心できる商品を見つけてあげることが大切です。
実際に使ってみた人の口コミも参考になるので、インターネットで調べながら選んでみるのもよいでしょう。
信頼できるキャットフードに出会えれば、愛猫の健康と幸せを守ってあげることができるはずです。愛猫に合ったキャットフードをぜひ見つけてくださいね。