犬の地震時における行動とは?地震が来る前の準備と発生後の対策

犬のしっぽの動きや状態で気持ちや病気を知ろう

甚大な被害をもたらすこともある地震。防災グッズを準備するなど地震対策に関心を持つ人が増えてきていますが、愛犬の地震対策ができているご家庭はまだまだ少ないのではないでしょうか?また地震が発生する前に犬は異常行動をとったりするともいわれています。ここでは犬と地震の関連性や愛犬を連れての避難対策について解説します。

犬の地震予知について

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地震前にみられる犬の行動

犬に地震の察知能力はあるのか?

犬が地震発生前に落ち着きがなくなったり隠れたりなど、急に行動が変わる事例が多々報告されていますが、犬の地震察知について裏付けのある研究結果はまだ出ていませんので確証は得られていません。

そもそも地震のメカニズムは複雑なものであり、世界各国で地震についての研究が行われていますが、解明されていない部分が多いのが事実です。しかし地震が発生する際には電磁波が発生するという説もあり、犬やその他の動物はそういった自然の微かな変化する現象を読み取っているともいわれています。

ただ、人間よりも格段に嗅覚や聴覚が優れている犬であれば自然の微かな変化を読み取っていたとしても不思議なことではない気がします。

地震発生前にみられる異常行動

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上記で述べたように地震に伴う行動について地震によるものなのかは確証が得られていませんが、地震発生前に多くみられる行動をいくつか見てみましょう。

  • 落ち着きがなくなる
  • そわそわした様子になる
  • 飼い主から離れない
  • 怯えた様子になる
  • 隠れる
  • ぐるぐるとまわり始める
  • 急に遠吠えをする
  • やたらと吠えたり鳴いたりする
  • 逃げ出そうとする
  • 急に立ち止まる

こちらは犬が人間よりも地震を早く察知している例です。
 

地震発生時の犬の傾向と対策

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地震後に起きる犬の変化

地震が発生し無事避難できたとしても、犬は不安から解放されていないことも多いようです。

特に激しい揺れを体験したあとは、人と同じでショックも大きいと思われます。地震後揺れがおさまったあとも警戒心が高まり常にストレスがかかっている恐れもあります。そのため食事をとらなくなったり、嘔吐や下痢をしてしまうこともあります。

災害時は愛犬ばかりにかまっていられないことも多いですが、愛犬の不安を早くやわらげてあげるためにも可能な限り寄り添ってあげてくださいね。

地震への事前対策

災害時のために準備しておいた方が良いものをいくつかご紹介します。

水、フード

水と食料の確保はもっとも重要です。災害時は人命が最優先となってしまうため、犬用のフードがすぐに手に入らないことも十分に考えられます。愛犬の普段食べる量などを考慮して、せめて1週間は耐えられる量を準備しておいた方が良いかもしれません。

食事するための食器

水を飲んだり、食事をするときには必ず必要となるでしょう。また食器が頻繁に洗えないことも考えられるため、ラップを巻いた食器の上にフードをのせる方法もおすすめです。その際はラップを誤って食べてしまわないように注意が必要です。

トイレ用品(トイレシートや袋など)

地震発生後すぐに自宅に戻れないこともあります。愛犬が外で排泄する際に必要なゴミ袋やティッシュなどを事前に用意しておきましょう。災害時も周りの方の迷惑にならないよう配慮することが大切です。

首輪、リード

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地震発生時は避難時に首輪やリードをつける時間がなかったり、切れてしまい使えなくなってしまうこともあるかもしれません。念のため、普段使いとは別で予備として首輪やリードを準備しておくこともおすすめします。

迷子札・鑑札・予防接種証明書等

迷子になってしまった場合や誰かに預けることになった場合などに役に立ちます。

愛犬との写真

愛犬と一緒に飼い主も写っている写真がベストです。愛犬が逃げ出してしまった際にとても役に立ちます。一方向の写真だけでなくいろんな角度からの写真を複数枚もっておいた方が良いです。

救急セット、常備薬

普段から服用している薬があれば非常時用の分も確保しておいた方がいいでしょう。また地震によって怪我をした場合に、応急処置ができるように準備しておくことも大事です。

毛布など

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特に寒い時期はあった方が便利です。

おもちゃ

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ストレスを減らすために遊ばせるおもちゃがあると良いですん。

ガムテープ

ケージやクレートが破損した場合などに役立ちます。

クレート

愛犬専用のクレートを準備しておくこともおすすめします。また災害時に避難所で過ごすことになった場合、犬などのペットの受け入れは各自治体の判断によりますが、受け入れられたとしても普段通りの生活をすることはかなり難しいでしょう。

ケージやクレートに入れることが増えると想定されます。非常時のために普段から慣れさせておくことが大事です。そして、普段から使っているクレートがあれば少しでも不安を減らすことにも繋がります。

室内の対策

地震での揺れのために室内の家具が倒れたり、物が落ちることがあります。家具の下敷きになったり、落下物にあたって怪我をすることも十分に想定されます。事前に家具を固定したり、高い位置に物をのせすぎないなど対策をしておきましょう。

避難所や避難ルートの確認

避難時に冷静な行動とれるようにするためにも、事前に避難所や避難ルートの確認をしておきましょう。そして避難所に犬を連れていく際の注意事項も、あらかじめ自治体に確認をしておいた方が安心です。

愛犬が迷子になった場合

自治体や警察に相談

万が一愛犬とはぐれてしまった場合は、各自治体の動物を担当する部署か警察に届けてください。また、愛犬をやむを得ず自宅においてくることも想定されます。その際も自治体の動物を担当する部署に一度相談してみてください。

SNSの利用

いまの時代SNSをうまく使うこともひとつの賢い方法です。愛犬の迷子情報を一気に拡散することも考えられます。ツイッターでは迷子犬の情報掲載を目的とした専用のアカウントもあります。むやみやたらに個人情報をのせないなど十分に注意が必要ですが、うまく使えば早期発見に繋がる可能性が高いです。

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迷子犬掲示板

マイクロチップの利用

愛犬に個体識別ができるマイクロチップを埋め込む方法があります。体内に埋められたマイクロチップに読み取りができる機械を近づけると、個体識別番号に関連づけられた飼い主の情報を確認することができます。

埋め込みに過度な痛みや負担を与えないことや、電池不要で半永久的に使用できることなどから利用者が増えています。首輪や迷子札のように脱落することも少なくなりますので、一度検討してみてはいかがでしょうか?

詳細はコチラ

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愛犬を地震から守るためにも事前の心構えや備えが大事

犬が地震を予知してくれて余裕を持って避難行動が取れるといいのですが、いまのところそれは不可能でしょう。また地震前の反応は個体差もかなり大きいので、もし予知能力があったとしても、なかなか判断が難しいところでもあります。

もし仮に事前に地震発生がわかったとしても、それだけでは不十分です。地震が発生したあとの対応をどうするかがとても重要であり、そのためには事前の備えが必要不可欠です。また人間と同じで地震は犬にとっても恐いものです。

その点を理解してあげて、不安を取り除いてあげる優しさや心の余裕も必要になってきます。普段から非常時に愛犬に対する行動をどう取っていくかを考えることも、飼い主にとって非常に大切です。