家猫はストレスが多い?快適な環境作りとストレスケア方法をご紹介

家猫はストレスが多い?家で猫を飼うための快適な環境の作りとストレスケア方法をご紹介

最近では犬の室内飼いとともに、猫の室内飼いも増えてきました。そこで、猫は家の中で暮らしていてもストレスめないの?逃げないの?という疑問や、家猫が快適に過ごせる飼い方をご紹介します。家猫が暮らしやすい環境の作り方や、注意点、またストレスを溜めない方法など、家で猫を飼っている人、飼いたい人必見です。

猫は本来外で飼うもの?

古来、一般的な飼い猫は、自由に外へ出かけ、猫の好きなタイミングで家に帰ってくるという習性がありました。

しかし、現在では外へ出すことなく、1日中家の中で猫を飼い続けている家庭が珍しくありません。さらに、家猫は猫の平均寿命にも深く影響を与えています。

家猫はストレスが多い?家で猫を飼うための快適な環境の作りとストレスケア方法をご紹介

【画像】:ポペットフレンズの空くん

猫の平均寿命に影響する

放し飼いの猫と家猫の場合では、平均寿命に違いがあります。

一般社団法人ペットフード協会の「平成29年(2017年)全国犬猫飼育実態調査結果」によると、「平成29年犬・猫平均寿命」で猫全体の平均寿命は15.33歳で、「家の外に出ない」猫の平均寿命は16.25歳、そして「家の外に出る」猫の平均寿命は13.83歳となっています。

家猫と放し飼いの猫では、寿命に約3年の差があり、いかに外の世界は過酷で室内が安全な環境であるかが分かります。

家猫にするメリット

事故や病気から守る

家猫として飼うことで、猫を事故や病気から守ることが可能です。

外飼いをしていると、いつまでも猫が帰ってこずに行方不明になったり、車と接触して大けがを負ったり、最悪の場合はそのまま死んでしまうこともあります。

また、他の猫や動物から病気の感染を防ぐことができますし、不意の妊娠リスクも回避することができます。

周囲の迷惑にならない

家猫にすることで、周囲とのトラブルを避けることができます。排泄物や抜け毛等の問題で、近隣の住民とトラブルになる事例もあります。

家の中で飼うことにより、そのようなトラブルを回避することができ、周囲の迷惑にもなりません。

家猫が暮らしやすい飼い方

家の中で飼うとにより、猫の行動範囲が限られ、ストレスや苦痛を感じるのではないかと心配になりますよね。

しかし、家の中であっても猫にとってより良い環境を整えてあげることができれば、のびのびと暮らすことができます。

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【画像】:ポペットフレンズの空くん天くん

猫にとって快適な部屋を作ろう

高低差を作ろう

猫が喜ぶ高低差のあるもの、といえば「キャットタワー」です。家の中にキャットタワーを作ってあげましょう。高低差があることで、自由に上り下りすることができ、ゆったりとくつろげる環境を作ってあげましょう。

また、高い場所に棚を取り付けるというものでもかまいません。一ヶ所に固まって配置するよりも、いろんな場所に広く配置してあげることで猫も自由に動くことができ、ストレスを感じることもありません。

遊びを散りばめよう

家の中にさまざまな猫用のおもちゃを置いておきましょう。猫じゃらしやボールなど、日常生活でも刺激を与えることができる環境にすることで、家の中にいても退屈することなく過ごすことができます。

電気コードなど危険なものは対策をする
家の中でも必ず安全というものではありません。室内でも猫が安心して過ごせるように、危険なものはあらかじめ回避しておきましょう。

  • コンセントを噛んで感電する危険があるため、破損しないようにカバーをつける
  • ガスコンロを勝手に点火してしまうこともあるため、元栓を切るなど対策をする
  • 冬はストーブの上に乗らないように、囲いなどを設置して侵入防止の対策をする
  • 入浴後はすぐにお湯を抜くようにし、浴槽内へ落下しないように気を付ける

家の中で飼うということは、家の中では鎖も囲いもなく自由に行動することができるということです。

そうなると、家にあるものがいつの間にか猫の命を脅かす可能性があります。そのため、猫が安心して生活できるよう常に細心の配慮をしておくことが大切です。

家猫がストレスを抱える原因と対処法

家猫が抱えるストレス

家の中で猫を飼うと、ストレスを溜めやすいと言われますが、それはなぜでしょうか。実は猫が持つ習性に関係があります。

猫はもともとテリトリー意識を強く持つ生き物です。成長するにつれ、その思いはより強くなり家の中でもテリトリーを確保しようとしますが、飼い主が行き来するために確保することができません。

そのため、ストレスを感じ、元気がなくなるということもあります。他にも、運動不足になったり自由に出入りできない状況、お気に入りのおもちゃがないといったことでもストレスを感じやすくなります。

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【画像】:ポペットフレンズのラムセスくん

ストレスをためさせない方法

家猫がストレスを溜めない生活を送れるように、さまざまな工夫をしてあげましょう。

室内の環境を整える

猫の大好きなキャットタワーを配置したり、刺激のあるおもちゃを用意したり、猫の臭いのついたおもちゃをいろいろな場所に置いたりして、家の中でもストレスを溜めない工夫をすることが大切です。

一緒に遊んであげる

平日は飼い主が1日中仕事で外出しているため、猫がひとりでお留守番ということもありますよね。家猫のストレスを解消するには、飼い主が一緒に遊ぶ時間を作ることが大切です。

仕事から帰宅した後に少しの時間を作ったり、休日にしっかり遊んであげるなどスキンシップをとる時間を作ってあげましょう。

家猫のしつけについて

家猫の場合にもしつけは欠かせません。しかし、犬のように褒めてしつけるということが猫には向いていません。体罰は絶対にいけませんが、猫は叱る・褒めるというよりも、ダメなことをしたら不快な思いをさせるようにしましょう。

入ってほしくない部屋がある場合は、その部屋に入ると不快になるような環境づくりをしたり、家具で爪とぎをしていたら、猫が驚くような音を鳴らしてびっくりさせる方法もあります。

最近では、猫が不快に思う超音波を発生させる装置も販売されていするので、飼い主も猫もお互いが安心して快適に過ごせるような環境作りを考えてみてください。

家猫に首輪は必要?メリットとデメリットは?

家猫に首輪は必要でしょうか。ずっと室内にいるということは、首輪の必要はないように思います。実際には、首輪を付けることでメリットもデメリットもありますので、詳しくみていきましょう。

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首輪のメリット

  • 迷子になった場合、飼い猫と証明することができる
  • 家猫として飼っていても、いつアクシデントがあり脱走してしまうか分かりません。その際、首輪をしていれば飼い猫であることが分かりますし、野良猫と区別がつきます。

    首輪がついていると、迷子かな、と思い、飼い主さんを探してくれる場合もあります。もし首輪がついていないと、誤って殺処分となったり、避妊手術されたりする可能性が高まります。また、首輪に連絡先を書き込んでいくことで、迷子になった時に連絡をもらいやすくなります。

  • 鈴の音で猫の居場所が分かる
  • 家の中で猫がどこにいるか分からなくなった時、鈴の音のついた首輪を付けているとすぐに見つけることができます。

    猫の姿が見えなくて、家中を探し回るということもなくなりますし、猫がいることに気づかず、部屋に閉じ込めるという心配もなくなります。

首輪のデメリット

  • ストレスになる
  • 首輪をつけている、ということがストレスに感じることがあります。音がついたものは、さらに不快に感じるかもしれません。

    綺麗好きな猫にとっては、首輪をしていることで毛づくろいできずにイライラしてしまったり、神経質な猫なら動くたびに鳴る音が大きなストレスになることがあります。

    まずは首輪に慣れるまで、シンプルで鈴の音のないもので試すのもおすすめです。

  • おもちゃで引っ掛かり、事故を起こすことがある
  • 首輪がおもちゃや棚、棒などに引っ掛かり、首つり状態となり大きな事故につながることがあります。

    心配な場合には、一部がゴムになっている首輪や一定の力が加わると自然に外れる「セーフティバックル」がついた首輪を選ぶことで、事故を防ぐことができます。

家猫が脱走するのはなぜ?

「家で猫を飼っていたのに、いつのまにか脱走した」という話しを聞いた経験はありませんか。猫が脱走する場合には、3つの理由があります。

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男性ホルモンの影響

ひとつ目は男性ホルモンの影響です。オス猫に起こるもので、メス猫と子孫を残し遺伝子を残すための本能的な行動と言えます。

オス猫の脱走を防ぐためには、去勢手術を行うという方法があります。去勢手術にはメリットもデメリットもあることから、十分に獣医師と相談することも大切です。

アクシデントが起こる

思いもよらないアクシデントにより、猫が脱走してしまうことがあります。

ベランダから落ちたり、近くの窓が開いたままになっていたり、周囲の物音に驚いて逃げたり、移動中にキャリーが壊れたりなど、これはオス猫メス猫に関係なく、アクシデントにより脱走してしまうことがあります。

外の生活を慣れ親しんでいた

生まれてからずっと家の中で暮らしている猫は、外の世界を知らないため脱走する可能性も低くなります。

しかし、長年放し飼いの状態で飼われていた猫を突然室内飼いにすした場合は、外の世界が恋しく脱走することがあります。猫にとっては、安全な室内よりも長年暮らしていた外の世界の方が安心して暮らせる場所なのでしょう。

放し飼いの猫の場合は?放し飼いの良い点と注意すること

放し飼いの良い点

放し飼いで猫を飼う場合には、いろんな猫との交流を持つことができ、仲良しの友達ができて、充実した毎日を送ることができます。外の世界で自由に過ごすことができるので、行動範囲も広がりますし、運動不足になることもありません。

また、猫の爪とぎにより家が傷つけられることもなくなります。

放し飼いの際に注意すること

放し飼いで猫を飼う場合に注意しなければいけないのは、事故、病気の感染、メス猫の場合は妊娠です。

飼い主がずっと近くで見守っていられないため、事故を防ぐ、病気を防ぐということは難しいかもしれません。

家猫と放し飼いの猫では平均寿命が大きく違うこともあり、どちらが猫にとっていいのか、飼い主として責任をもって考えることが大切です。

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家猫が幸せに暮らせる環境を作ろう

家猫の飼い方について、さまざまな提案を含め詳しくみてきました。室内で飼うことも放し飼いにすることもそれぞれにメリット・デメリットがあります。

室内飼いと放し飼いでは平均寿命が大きく違うことから、室内飼いのほうが飼い主も猫も安心面では充実して過ごすことができそうですね。

猫がストレスなく快適に過ごすためにも、生活環境を整えてあげることが大切です。そのためにもキャットタワーを準備したり、楽しいおもちゃを準備したりと、猫にとっても飼い主にとっても楽しく共同生活が送れる工夫をしてみてくださいね。

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