編集部が選ぶ小型犬の人気ランキングTOP10！特徴と飼いやすさをご紹介

小さい身体が可愛らしい小型犬は、日本で大変人気があります。最近では室内飼いが当たり前となり、多くの人が小型犬を飼いだすようになりました。今回は人気の小型犬ランキング10選とそれぞれの犬の特徴や飼いやすさ、また小型犬を飼う時の注意点もあわせてご紹介します。

なぜ小型犬は人気なの？

【画像】：ポペットフレンズの実愛ちゃん、瑠夏くん、千茉ちゃん、獅音くん

小型犬の定義

小型犬とは、一般的に5kg～10kgの犬のことを指します。しかし、犬の大きさの基準は体重・体高を国際畜犬連盟に加盟する団体が基準を設けていますが、小型犬・中型犬・大型犬といった明確な区別はありません。ちなみに5kgよりもさらに小さい犬に対しては、超小型犬とされています。

人気の理由は「飼いやすさ」

小型犬の人気の理由は、なんといっても飼いやすさです。身体が小さいので、悪さをしてもすぐに対応することができますし、散歩中に別の方向に行こうとしている犬に対し、抱き上げることもできます。自宅が狭くても問題なく、食べる量も少ないので経済面でも中型・大型犬に比べると良心的です。

小型犬を飼うメリット

小さいスペースで飼うことができる

海外の家に比べて、住宅環境が狭いといわれる日本でも、小さい小型犬なら飼うことができます。賃貸でも小型犬なら飼育可能という物件も多く、小柄なので広いスペースも必要ありません。ひとり暮らしの住まいでも、小型犬を飼う人が多くなっています。

室内飼いなので、ずっと一緒にいることができる

基本的に小型犬は室内飼いが基本です。室内だと、起きてから寝るまでずっと一緒に過ごすことができるので、犬との信頼関係も築きやすくなります。しっかりコミュニケーションを取りつつ、長い間一緒に過ごせるのも魅力のひとつです。

寿命が長い

一般的に小型犬は大型犬よりも寿命が長いとされています。それは身体の構造の差もありますが、もちろん犬種や飼育環境によっても大きく異なってきます。長く生きてもらうためにも、日頃のケアは欠かせません。エサの種類や運動量、飼育環境などの健康管理はしっかり行うようにしてください。

人や他の犬を傷つける危険性が低い

小型犬の場合は、飼い主がある程度コントロールすることができるので、小さい子どもやお年寄りがいる環境でも安心して飼育することができます。大型犬になると、身体が大きく噛む力が強いため、周囲の人に怪我を負わせないようにしっかり躾ける必要があります。小型犬は、危険な場合抱き上げてしまえば良いので飼い主さんも安心ですね。

公共交通機関で移動が可能

犬を連れてのお出かけは、車という家庭も多いでしょうが、小犬の場合は公共交通機関を使ってお出かけすることができます。ただしその際は、無駄吠えをしないようにしつけが必要ですし、キャリーに入れるようにしましょう。他の乗客の迷惑にならない限り、電車やバスにも乗ることができます。

編集部が選ぶ！人気の小型犬10選

トイプードル

【画像】ポペットフレンズのプティちゃん

小型犬の中でも絶大な人気を誇るのが、トイプードルです。可愛らしい姿に愛嬌のある表情で、芸能人にもとても人気の犬種です。トイプードルは様々なカットスタイルを楽しめるというのも特徴のひとつです。

抜け毛も少ないのでお掃除も簡単にすみますし、犬アレルギーを持っている方でも症状が出にくいとされています。寿命も長く抜け毛も少なめ、そして飼育しやすいという点も人気の理由です。ただし、毛にもつれや毛玉ができやすいので、定期的にサロンに連れていくようにしてくださいね。

トイプードルの性格

頭脳明晰で人が大好きなトイプードルは、サーカスでも活躍し、警察犬としても役割を担っています。大変頭が良く、活動の範囲が広いのも特徴です。トイプードルはしつけがしやすいので非常に飼いやすく、家庭向けにおすすめです。

ポメラニアン

【画像】ポペットフレンズのポンちゃん

愛玩犬のひとつのポメラニアンは、毛玉のようにまるまるとした体型とフワフワの被毛が特徴的です。非常に可愛く、人気が高い犬種のひとつです。飼育する際には、ハードな運動は必要ないといわれていますが、骨折や関節炎には注意してください。長毛ですので、毎日のお手入れと定期的なカットが必要です。

ポメラニアンの性格

とてもアクティブなポメラニアンは、常に動き回って遊んでいます。好奇心旺盛で見ていて飽きないほどです。しかし、知らない人に対しては少し神経質気味であり、慣れてない小犬に対して攻撃的になることもあります。

シーズー

【画像】：ポペットフレンズのポチャッコくん

「小さな獅子」と言われ、大変フレンドリーで飼いやすいシーズーは、小型犬としてもとても人気です。愛玩犬であり、多頭飼育されている方も多いでしょう。小柄ですが、丈夫でエネルギッシュに動き回ります。気品漂う美しいロングコートの毛並みは、お手入れを怠ってしまうと引きずってしまうこともあります。毎日のブラッシングやトリミングは必要です。

シーズーの性格

人懐っこくて、フレンドリーな性格のシーズーは、遊び好きな性格です。穏やかでマイペースではありますが、散歩をするときなど飼い主さんのペースに合わせて一緒に散歩を楽しむ協調性もあります。

ミニチュア・ダックスフンド

【画像】：ポペットフレンズのここちゃん

胴が長く、短い足が特徴のミニチュア・ダックスフンドです。短い足でちょこちょこ歩く姿がとても愛らしいですよね。可愛らしいミニチュア・ダックスフンドは愛玩犬ではなく、立派な猟犬です。もともとは、アナグマ狩りの際に人間をサポートしていたとされ、その際狭い穴へ潜るために細長い体型になったといわれています。

猟犬ですので、見た目からは想像をつかないほど体力があり、動きも素早く、飼育する際にはしっかり運動をさせる必要があります。あまり散歩させず運動不足になってしまうと、問題行動や無駄吠えの原因になります。

ミニチュア・ダックスフンドの性格

ミニチュア・ダックスフンドはとても好奇心旺盛でいたずらっ子な性格をした犬です。元々猟犬ということもあり、怖いもの知らずな一面もあります。ひとりでいることを好む半面、家族が集まっている場面では一目散に駆け寄り、甘えてくるほど家族が大好きな犬種です。

少し人見知りの性格があるので、初対面では距離を取られるかもしれませんが、慣れてしまえばとても友好的で甘えん坊です。

チワワ

【画像】ポペットフレンズの夢羽ちゃん、優音ちゃん、千依ちゃん

世界最小の犬種といえば「チワワ」ですよね。思わず守ってあげたくなるウルウルした大きな瞳を持ち、とてもキュートです。可愛らしい見た目に対し、動きはとても素早く、軽快に走りまわります。チワワは冬の寒さに弱いため、室内にいる時にもわんちゃん用の洋服を着せている飼い主さんも多いです。

愛玩犬ですので、そこまで運動は必要ではありませんが、気難しい性格なので甘やかしてしまうとワガママに育つといわれています。

チワワの性格

チワワは可愛い半面、少々生意気で気が強い性格を持ち合わせています。初対面の人や犬に対して懐くことなはく、まず警戒します。しかし、一度ご主人さまと決めると忠誠心が深く、とても甘えん坊なチワワです。そうなるためにも、しっかりしつけを行う必要がありますし、チワワと飼い主の関係が上下関係になれば、とても従順で堪らなく可愛らしいですよ。

豆柴

【画像】：ポペットフレンズのおまめくん

世界で最も小さいといわれる「チワワ」と同じ大きさの豆柴です。豆柴といっても、正確な犬種は「柴犬」であり、柴犬よりも一回り小さなサイズです。しかし、成犬になっても小さいとは限らないので、小型犬として購入しても大きくなる可能性があることを知っておきましょう。

豆柴の性格

愛嬌があり、飼い主に従順な豆柴です。飼い主さんに対してはとても誠実で、深く親密な関係になることもできます。しかし、警戒心も強いので知らない人に対しては甘えることは少ないでしょう。聡明で活発な性格の豆柴は、日本古来より親しまれていた犬種です。

ヨークシャー・テリア

【画像】：ポペットフレンズのむーたんちゃん

長毛の可愛らしいヨークシャー・テリアは、昔から馴染み深い小型犬の代名詞であり、コンパクトな体型にツヤのある長い被毛が特徴です。もともとネズミ取りを行う犬として活躍していました。生まれてから7回ほど毛色が変化するといわれ、一部の国では「動く宝石」とも呼ばれています。ペットショップなどで見かけるヨークシャー・テリアは、スチールブルータンが一般的です。

ヨークシャー・テリアの性格

ヨークシャー・テリアは上品な外見とは反対に、非常に好奇心旺盛な性格の持ち主です。知らない犬や動物に対しても、とびかかっていくほど気が強いともいわれています。

マルチーズ

【画像】：ポペットフレンズのパフィーちゃん

大変おとなしく、抱き犬としても有名なマルチーズです。最も古い愛玩犬のひとつです。中世ヨーロッパの時代には、貴婦人たちの間で絶大な人気を誇っていました。白く長い毛が特徴的ですが毛が抜けにくいですが、汚れがつきやすくからまりやすいです。

そのため、毎日のブラッシングと定期的なトリミングが欠かせません。また、子犬の頃は低血糖に陥りやすいので、飼育する際には注意が必要です。

マルチーズの性格

従順でしつけやすいとされるマルチーズは、室内犬として人気が高い犬種です。落ち着きがあり、甘えん坊な性格な半面、活発で遊び好きでもあります。飼い主さんが大好きで、一緒におもちゃで遊んだり、散歩をとても楽しみにしていきます。勇敢な面もあり、大型犬に対しても物怖じすることなく、立ち向かっていくので番犬としても優秀です。

キャバリア

正式名称を「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」というキャバリアは、優雅な見た目の犬です。まるで王族のようなたたずまいをしており、バタバタせず落ち着いています。華奢なイメージでもありますが、実は骨がしっかりしています。大人しいので、小さい子どもがいる家庭でも飼うことができます。

キャバリアの性格

社交的で飼い主への忠誠心の高いキャバリアです。遊び好きで活発な半面、穏やかで優しい性格でもあります。他の犬やペットにも攻撃性がないので、多頭飼いにも向いています。子犬の頃からおとなしい性格なので、厳しいしつけは必要ありません。たくさん可愛がり、しっかりコミュニケーションを取ることで、魅力が何倍にも増しますよ。

パピヨン

【画像】：ポペットフレンズのくぅくん

ヨーロッパの貴族に愛されていたパピヨンは、フランスのマリー・アントワネットにも大変可愛がられていました。蝶のように広がる耳と、絹のようにサラサラしまっすぐな被毛が特徴的です。

パピヨンの性格

小型犬のなかでも特に人懐っこいパピヨンは、非常にフレンドリーな性格です。初対面の人や犬だけでなく、猫など、他のペットとも仲良く遊ぶことができるほど友好的です。

小型犬を飼う時に気をつけたいこと

しつけが大変

しつけがほとんどいらない犬種もありますが、一般的に小型犬が臆病な性格のために無駄吠えが多く、問題行動を起こしやすいため、しっかりしつけが必要です。しつけを行っても、どうしてもうまくいかない場合などは、専門のトレーナーなどに相談することをおすすめします。

精神的に不安定な犬が多い

分離不安が起きやすく、飼い主の留守中に吠えたり、物を壊したり、いたずらをしたりします。これを防ぐためには、正しいしつけと精いっぱいの愛情を与えて、快適に暮らせるように配慮してあげることが大切です。

怪我が多い

小型犬は身体が小さいため、骨も小さく細いです。飼い主が立ったまま抱っこをして、そのまま落としてしまうと着地した際に、骨折することも少なくありません。また、小さいがために飼い主さんが間違って踏んだり蹴ったりする事故も起きており、十分な注意が必要です。

人気の小型犬に癒されよう

小さくて可愛い小型犬を見ると、自然と癒されますよね。仕事から帰ってきて出迎えてくれる姿は、1日の疲れも吹き飛ぶほどです。小型犬だとひとり暮らしの家でも飼うことができるので、犬好きの飼い主さんにとっては嬉しいものです。

上記でご紹介したように、犬種によって性格も大きく違います。その犬が持つ素質や性格などを生かした接し方をしてあげることで、より飼い主さんとコミュニケーションを取ることができます。小型犬と長く暮らすためにも、しっかり関係性を築き、人間の社会に負担なく馴染めるように躾をしてあげてくださいね。

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