犬のおもちゃコングが人気!上手な使い方とおすすめ商品3選

犬のおもちゃに人気のコング、どんな商品かを徹底解説!上手な使い方も教えます。

ペットショップに行くとカラフルで可愛らしい犬のおもちゃがたくさんあって、愛犬にどれをプレゼントしようか悩んでしまうこともよくあるでしょう。見た目が可愛いおもちゃを選ぶことが多いかと思いますが、コングという商品はいろんな使い方ができるとして注目を集めています。コングとは、一体どのような商品なのでしょうか?使い方もチェックしてみましょう。

犬のおもちゃで人気のコングとは?

犬のおもちゃに人気のコング、どんな商品かを徹底解説!上手な使い方も教えます。

コングはしつけとケアができる知育おもちゃ

コングは、アメリカ生まれの犬用おもちゃです。コングは、ただ犬たちが夢中になるおもちゃというだけでなく、知育要素があるという点から多くの愛犬家に選ばれています。

中が空洞になっているコングは、フードやおやつなどを入れてしつけをすることが可能です。夢中になって楽しめることから、愛犬の気持ちの面もケアができるおもちゃと言えます。

コングはこんなときに役立つ!


 
コングは、さまざまなシーンで活用できるおもちゃですが、特に以下のような点でとても役立ちます。

犬のストレス解消に
コングは、犬が思いっきり没頭して楽しめることから、ストレス解消につながります。毎日散歩に出かけたり飼い主と触れ合っていても、ほんの少し環境が変わるなどの影響で犬はストレスを受けやすいです。

そんなときにもコングがあれば、嫌なことや不安な気持ちを忘れることができるほど夢中になれます。コングの中に好きなおやつなどが入っていると、中身を取り出したいという思いからより熱中することができるでしょう。

人間の気づいていないところで犬もストレスを抱えていることを理解し、コングをストレス解消の道具のひとつとして活用してみましょう。

クレートトレーニングに
コングは、クレートトレーニングにも向いているおもちゃです。クレートは移動する際に愛犬を入れたり、暴れてはいけないときにおとなしく過ごしてもらう場所です。

しかし、狭い空間のクレートを嫌う犬も多く、クレートの中に入ってくれない、中で暴れたり吠えたりしてしまうというトラブルもつきものです。

そんなときに便利なのが、コングです。クレートの中にコングがあると犬は興味津々になり、すんなりと入ってくれるでしょう。コングの中に大好きなおやつを少量入れておくと、中身を取り出すことに集中するので、クレートの中に入っていることを忘れてしまうほどになります。

クレートに入るときはコングで遊べる、コングの中には美味しいものが隠れているということを犬に認識させることができたら、クレートトレーニングもスムーズに進むでしょう。

いたずら対策にもコングがあれば安心
愛犬と過ごす日々では、いろんなハプニングが起きることもあります。噛みぐせがある犬や、家の中で雑貨などにいたずらしてしまうなど、いつどんなトラブルが起きるかわかりません。

犬にとって楽しいと思うことが危険である場合もあるので、そのようないたずら対策にもコングを活用してみましょう。

いたずらをしたくなるタイミングでコングがそばにあると、コングの中身が気になってしまうのでいたずらはしなくなるでしょう。コングに飽きてしまわないように中身を変えたりする必要はありますが、困っていたいたずらが減って助かっているという飼い主もたくさんいます。

おとなしくしてほしいときにも心強い存在
愛犬と楽しく過ごすのも好きだけど、今日は少しおとなしくしてほしいというときもあるでしょう。来客があるときやのんびり過ごしたいとき、出先で静かにしなければいけないときなど、吠えたり暴れたりすると困ってしまいます。

そんなときにも、コングが活躍してくれます。中にお菓子やフードを詰めておけば、しばらくの間犬はおとなしくなるでしょう。コングの中身を取り出すのに必死になるので、飼い主も愛犬が吠えるなどの心配をしなくてすみます。

噛みぐせ対策にもコングは便利
犬によっては、なかなか噛みぐせが治らないことがあります。飼い主だけでなく、周りの人に危害を加えてしまっても困るので、噛みぐせは早めに治しておきたいです。

ペットとして飼われている犬の多くは運動不足であると考えられており、本来はもっと自然の中で思いっきり走って遊びたいと思っているはずです。

そのような欲求不満から、つい周りの人や犬を噛んでしまうという事態に発展することもあるため、噛みぐせがあると思った時点で早めの対策を取っておくことをおすすめします。コングを噛んでいることでストレスが解消され、誰かを噛むという行為が少なくなるでしょう。

コングの種類を見てみよう!

 
いろんな用途に活用できるコングは、種類もいくつかあります。そこで、年齢と体のサイズに適したコングを選んで、愛犬に与えてみましょう。

ライフステージと体のサイズによって適したコングがある

コングはライフステージと体のサイズに合ったものを選ぶことで、より愛犬が夢中になってくれます。コングは以下のようなラインナップになっているので、愛犬の月齢や体のサイズからぴったりなものを選んでみましょう。

  • パピーコング(ブルーとピンクの2色展開)
  • 生後2ヶ月~9ヶ月頃を目安に使用してください。サイズはXS~Mサイズまであります。16kgまでの中型犬くらいまで使用できる商品となっています。

  • コング(レッド)
  • 生後10ヶ月~6歳までを目安に使用してください。XS~Lサイズまであるので、29kgまでの中・大型犬にも対応しています。はっきりとした赤色がよく目立つので、紛失してしまうのも防げるでしょう。

  • ブラックコング(ブラック)
  • 赤色コングと同じ月齢の犬におすすめですが、ブラックコングになると体重30kgまでの超大型犬も愛用できるようになります。一番大きなサイズはXLです。ゴムはとても丈夫に作られているので、超大型犬の噛む力でも破損してしまうことはありません。

  • シニアコング(パープル)
  • 7歳以上を目安に使用してください。SとMの2サイズ展開となっており、小型犬や中型犬に適したサイズです。

    歯が弱ってきたシニア犬にも扱いやすい硬さとなっているので、年を取ってもコングで遊ぶことができます。天然ゴム100%という面からも、シニア犬のことを考えて作られたのがわかります。

上手なコングの使い方

 
コングは、月齢や体のサイズによって適したものを選ぶことで、愛犬が気に入り長く使用してくれます。そこで、実際にコングを使う際にはどのようなポイントを押さえておけばよいのかチェックしておきましょう。

コングの中に美味しいものを入れて、コングを好きになってもらう

コングは、クレートトレーニングなどのしつけに適した知育おもちゃです。コングの構造的に、中におやつやフードを詰められるようになっています。

そこで、コングの中に愛犬が好きなものを入れて渡すと、しばらくの間夢中になって遊んでくれるでしょう。

コングの中にはいつも美味しいものが入っていると認識させれば、コングを好きになる犬はたくさんいるはずです。

はじめのうちは、コングから取り出しやすいおやつを入れるようにし、取り出し方が分かっていないようであれば、飼い主が見本を見せてあげるとよいでしょう。

コングを上手に使うためには、中に美味しいものが入っていると理解させることが重要です。

コングの内側にある溝にも細工ができる

コングは、単に中におやつなどを入れて遊べるおもちゃというだけではありません。内側を見てみると、その作りにもこだわっていることが理解できます。

コングの内側には溝があり、その溝の部分にはちみつやチーズを塗ることができます。単に中に入っている固形物を取るだけでなく、溝部分も舐めることができるので、犬はますます集中してコングと向き合うでしょう。

しばらくおとなしくしてもらわないと困るというときには、コングの溝も上手に利用してみましょう。

コングに蓋をすればさらにレベルアップ!

はじめのうちは、蓋をせずに中のものを取り出せる状態にしておくことが多いです。しかし、愛犬も毎日同じコングの中身であったり、取り出し方のコツを知ってしまうと飽きてしまう可能性があります。

そこで、コングに蓋をしてさらにレベルアップしてみましょう。単に中身を取り出すだけでなく、蓋を外すことから始める必要があります。蓋といっても、フードなどを蓋代わりにして詰めるということになります。

コングに最初から蓋がついているわけではなく、フードやおやつを詰めていきます。ジャーキーなどを詰めたりすると中身が取り出しにくくなるので、愛犬はますますコングに夢中になるでしょう。

コングレシピに挑戦して犬を楽しませよう

コングは、使い方次第で愛犬が長く楽しんでくれます。そこで、コングレシピに挑戦して、いつも愛犬がコングで遊んでくれるよう工夫してみましょう。

コロコロと出てくるおやつに夢中!
最初のうちは、ドライタイプのコロコロしたおやつを入れておくとよいでしょう。コングの内側の溝にちょうど挟まるような、粒タイプのおやつがあれば詰めてみましょう。

また、愛犬の好きなビスケットなども合わせて入れると、より集中してコングに向き合ってくれるでしょう。仕上げにジャーキーなど長さのあるものを、蓋をするような形にすると中身が簡単には取れなくなるので、長時間遊んでくれます。

犬のおもちゃにおすすめのコング3選!

幅広い月齢で活用できるコング(レッド)

コングは、月齢や体のサイズによって適したものが異なります。そのなかでも万能で使い勝手がよいのが、レッドのコングです。子犬の頃から成犬になっても活用できるサイズ感になっています。

愛犬が気に入ってくれれば、ひとつのコングを長く使い続けることができるでしょう。

どの色のコングが愛犬にふさわしいかわからないというときは、月齢から選ぶのがベストです。その際に幅広く使用できるのが、レッドのコングとなっています。

パステルカラーが可愛らしいパピーコング

愛犬がまだ子犬というときにおすすめのコングは、水色とピンク色が可愛らしいパピーコングです。

子犬が噛みやすいように、柔らかな天然ゴムで作られています。柔らかいゴムといっても頑丈に作られているので、子犬がたくさん噛んでも心配いりません。また、長時間噛んで遊ぶことによって、歯や顎を鍛えることもできます。

丈夫な作りで大型犬にも安心のブラックコング

コングのなかでも黒色のものはサイズが大きく、大型犬や噛む力が強い犬用となっています。頑丈に作られており、コングの中にフードやおやつを詰めておくと、夢中になってコングと遊ぶでしょう。

日々のストレス解消にもなるので、運動量が多く必要な大型犬にはおすすめです。

犬にとってコングはとっても楽しいおもちゃ!

犬にとってコングは、とても魅力的なおもちゃです。中に美味しいものが詰まっているおもちゃと思っているかもしれません。このコングを利用すると、しつけトレーニングやストレス解消につながるので、ぜひコングに工夫を加えながら愛犬がたっぷり楽しめるようにしてあげましょう。

楽しく遊びながらしつけを行なうと楽なので、まずはコングで思いっきり遊ぶことから始めてみるとよいでしょう。