愛猫を留守番させたことはありますか?留守番の準備をしておけば、1週間程度の長期間でも猫は問題なく過ごすことができます。ここでは、猫に留守番をさせるための準備物や注意点などに関して解説します。
目次
猫は留守番ができるの?
猫は果たしてしっかりと留守番をすることができるのでしょうか?猫の性質から留守番ができるのかをご説明します。
【画像】:ポペットフレンズのそらくん
猫は犬よりも孤独に強い動物
犬とよく比較されがちな猫ですが、ネコ科の動物はライオンを除けば仲間や群れを作らず単独行動をする動物です。そのため、猫は1匹でいても寂しいと感じることはなく、孤独に強いといえます。
基本的には1匹にしておいても大丈夫ですし、単独行動をする猫は縄張りの意識がとても強いため、知らない場所に出かけるよりは、住み慣れた家でのびのびと留守番をさせたほうがいいようです。
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飼い主のいない間は、猫はほとんど寝て過ごしています。もともと猫は寝ている時間が長く、平均すると1日12~16時間は寝ています。
寝ている以外では、グルーミングをしたり、ご飯を食べたり、水を飲んだり、トイレにいったりしています。また、窓から外の景色を眺めたり、暖かい陽が差し込む場所に移動してひなたぼっこをしたり、家の中をぐるっと巡回したりしています。
遊び盛りの子猫や若い猫なら、おもちゃで遊んだり、キャットタワーを駆け上ったりすることもありますが、老猫になるとほとんど寝て過ごしているようです。
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留守番中は、ほとんどの猫が寝て過ごしているようですが、猫によっては、飼い主がいないということでイタズラしてしまう子もいるようです。
普段は禁じられている机の上や家具の上に上ってしまったり、テレビや家具の裏などの狭い場所に潜り込んだり、隠し置いてあったフードを見つけて食べ散らかしてしまうこともあるようです。
多頭飼いの場合は、猫同士が喧嘩をして、飼い主が帰宅したら床の至る所に毛が散乱している場合もあります。
飼い主がいないことへの寂しい気持ちやストレスなどが考えられますので、帰宅したら決して怒らずに、猫とたくさん触れ合ってストレスを解消してあげれば問題はありません。
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【画像】:ポペットフレンズのミンちゃん
猫はどれくらい留守番をすることができるのかを説明していきます。気をつけていただきいこととして、生後3か月未満の子猫は食事回数が多かったり、身体が小さく弱いため事故に遭いやすいので長時間の留守番は避けてください。
留守番をさせるなら生後5ヶ月以上になってからにしましょう。
1泊だけなら問題なし
室内猫であれば襲われる心配もない安全な環境であるので、エサと水が困らないようにたくさん置いておけば、猫は問題なくいつもの生活スタイルを保ちながら留守番ができます。
はじめて宿泊の留守番をさせるなら、1泊からはじめるのがおすすめです。
ただし、猫の性格により、急に飼い主が家を空けてしまうことでストレスや不安を感じて、嘔吐や粗相をしたり、いつもとは違う態度を取ることがあります。
こうした場合は、お互いに自立できる関係を築けるように、在宅中であっても深い依存関係を結ばないよう心掛けてください。
2泊3日までの留守番は?
猫の留守番は2泊3日までは大丈夫といわれています。ただし、事前の準備はしっかりとしておく必要があります。
飼い主の中でも2泊3日までは留守番をさせる人が多いようですが、3泊4日になると用意しておいたフードや水が傷んでしまう恐れがあるため、かなり少なくなる傾向にあるようです。
ペットホテルや病院に預ける方法もありますが、猫は環境変化に敏感なため、2泊3日までの期間なら住み慣れた家で留守番をさせるのが最適でしょう。
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都合により、2泊3日以上家を空けなければいけない場合の猫の留守番はどうしたらよいでしょうか?
長期間の場合は、ペットホテルや動物病院に猫を預ける方法があります。ペットホテルに預ける場合は、動物病院と連携しているかどうか、また病気や事故が起きたときの保証についても必ず事前に調べておきましょう。
動物病院については、何かあったときに直ぐに診察してもらえるので安心です。最近の動物病院はケージではなく個室タイプのホテルも増えているので、預ける際には最新の施設環境が整っている病院を調べて選ぶのがおすすめです。
しかし、猫にとっては環境が変わると精神的ストレスが大きくなるので、住み慣れた家で留守番をさせるのが理想的です。1週間程度の留守番なら、家に来て世話をしてくれる人を探してみるのが最善の方法でしょう。
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家族や友人が家に来れる距離にいる場合は、エサと飲み水や掃除の世話をお願いしてもよいでしょう。できれば、猫のことをよく知っていて、猫を飼った経験のある人のほうが安心してお任せすることができます。
お願いをする際には、世話をする上での注意点のほかに、いざというときのかかりつけの動物病院の連絡先を必ず伝えておくようにしましょう。
東京にあるおすすめの動物病院22選を紹介!選び方のポイントなども徹底解説ペットシッターさんにお願いしてみる
ワクチン済みの猫ならばペットシッターさんにお世話をお願いすることができます。ペットシッターさんは、エサや飲み水の管理、トイレ掃除、猫との遊びのお世話をしてくれます。
また、写真付きのメールでの現状報告、健康チェック、必要であれば動物病院へ連れて行ってくれるサービスもあります。
ペットシッターさんには留守中に家の鍵を渡すことになるため、信頼のできる人を選ぶ必要があります。動物取扱責任者として「動物取扱業」の登録申請を行っているペットシッターさんを選ぶようにしてください。
猫の個性にもよりますが、猫がペットシッターさんに慣れると2~3週間は留守番できるかもしれません。
猫の留守番のために準備しておきたいもの
猫を留守番させるためには、しっかりと準備をしておかなければなりません。何を準備すればよいのかご紹介してきます。
複数のトイレ
猫はキレイ好きなため、汚れたトイレに入ることを嫌がります。トイレが汚れているとトイレ以外の場所で用を足してしまったり、排泄を我慢して膀胱炎になる可能性があります。
留守番中はトイレ掃除がされていない状態になるため、いつもよりトイレの数を1~2個増やしてあげましょう。
また、複数のトイレを一部屋に置くと、猫に何かあった場合、その部屋に入れなくなることも考えられますので、別の部屋に置くようにしてください。
- 【花王】ニャンとも清潔トイレセット オープンタイプ(本体)
生活空間にピッタリハマるよう設計されたこちらのトイレは、愛猫も飼い主も満足の商品ではないでしょうか。こちらは本体だけでなく、脱臭・抗菌チップの大きめの粒(2.5L)、脱臭・抗菌シート(1枚)が付いています。
脱臭・抗菌チップの大きめの粒(2.5L)は猫1匹につき約1.5ヶ月、脱臭・抗菌シート(1枚)は猫1匹につき約1週間使用できます。まとめて揃えられるので、とても便利ですね。
- 【花王】ニャンとも清潔トイレ ドームタイプセット
こちらの商品は先ほどのトイレと同じなのですが、Amazon限定となっておりオープンタイプとドームタイプと選ぶことができます。また、色もクールホワイトなので、家具を白に揃えたい方などはこちらのトイレをおすすめします。
- 【花王】脱臭・抗菌マット
こちらのマットの取り換えは、猫1匹につき1週間に1回で大丈夫です。1週間ずっと取り換えなくても、脱臭効果が期待できるためニオイがこもることはないでしょう。尿の量が多くてもしっかり吸いとってくれると評判です。
- 【花王】脱臭・抗菌チップ 大きめの粒
こちらのチップは大きめタイプのものです。尿だけでなく、排便したもののニオイもしっかりと吸いとってくれます。粉が舞うこともなく、飛び散る心配もないので掃除もしやすいでしょう。
十分なエサ
食事は、不足しないように容器に十二分な量を入れておくようにしてください。置きエサであると食べ過ぎの心配がある場合は、ペットフィーダー(自動給餌器)を導入するのがおすすめです。
- エサはペットフィーダー(給餌器)を利用する
- 腐りやすいウェットフードは避ける
ペットフィーダーは、タイマー設定をすることで、留守番中でも決まった時間に、決まった量のエサを与えることができるので大変便利です。
録音機能がついている商品もあるので、時間がきたら、録音した飼い主の声で給餌してくれます。
注意したいのが電源ですが、電池式のものは電池切れ、コンセント式のものは停電といった場合にリスクがありますので、電池とコンセントの両方の電源を使えるものを選ぶと良いでしょう。
ウェットフードは水分が多く含まれているため保存がきかずに腐ってしまいます。留守番中はウェットフードは控えて、ドライフードのみを与えるようにしましょう。
- 【Iseebiz】自動餌やり機 6L タイマー式 録音可
こちらの商品は、連続で20日間分を自動給餌してくれます。10秒ほどの録音機能があるため、飼い主の声を録音し愛猫を呼び寄せることが可能です。赤外線センサーが搭載されているため、フードがあふれ出ることも防止してくれますよ。
- 【Mospro】ペットフィーダー 5L タイマー式 録音機能付き
こちらは5Lまでをタンクに入れることができます。長期間エサの給餌が可能なため、一人暮らしで猫を飼っていて留守番させないといけないという場合でも、こちらのペットフィーダーがあれば安心して留守番させることができるでしょう。
- 【うちのこエレクトリック】タイマー式音声録音機能付き オートペットフィーダー
タイマー設定が可能で、1日4回まで自動給餌し、10g~100gまでエサの量を設定することができます。エサをもっといっぱい食べたい!という愛猫のいたずらを防止できるよう、排出口はできるだけ狭く、タンクの上にはしっかりとした蓋が付いています。
- 【ベストアンサー】オートペットフィーダー アプリ対応
こちらのペットフィーダーは、専用アプリをダウンロードすると、外出先であっても愛猫に給餌をすることができます。また、一緒にカメラもついているため、愛猫の様子を見ることも可能です。さらに、マイクも付いているため不安そうな愛猫に声を聴かせて安心させてあげることもできますよ。
- 【UMEI】自動ペットフィーダー
外国製ではありますが、わかりやすいように日本語の説明書が付いているので安心ですね。操作も簡単だとの声が多く上がっており、人気の商品のひとつです。
ウェットフードは水分が多く含まれているため保存がきかずに腐ってしまいます。留守番中はウェットフードは控えて、ドライフードのみを与えるようにしましょう。 キャットフードの缶詰タイプの特徴は?猫に与えるメリット・デメリットとおすすめ商品5選
飲み水
飲み水は切らさないように複数の容器に水をいれておきましょう。
- 飲み水は複数箇所に置いておく
- 給水器を利用する
複数の容器にいれた飲み水は、場所を離しておくようにしましょう。近い場所に置いておくと何かの拍子で全ての容器の水をひっくり返してしまうかもしれません。複数箇所に置く工夫が必要です。
また、蒸発を防ぐためにも直射日光の当たらない場所に置いてください。
水が上から流れたり湧いてきたりするタイプの給水器に猫は興味を惹かれ、喜んでたくさんの水を飲みます。
また、水がこぼれる心配もなく、フィルターで浄化した新鮮な水が循環しているので、留守番には給水器を利用するのが最適といえます。
猫のおもちゃ
猫が退屈しないように、普段気に入って遊んでいるおもちゃを部屋に出しておいてあげましょう。ただし、誤飲をしないように、紐状のものや小さいものは避けるようにしてください。
- 【LEEVAN】猫ボール 自動回転
USB充電ができるこちらの自動回転ボールは、満タンまで充電した後2時間ほど遊ぶことができます。羽をボールに付けて遊ぶことも可能で、愛猫の興味をさらに惹くことでしょう。羽を噛むこともあるかもしれませんが、有害ではないため安心して使用することができます。
カラフルなボールの中には鈴が入っているため、より愛猫の興味を惹き付けます。クルクルと回るボールの動きと、鈴の音が留守番している愛猫を飽きさせないでしょう。また、体だけでなく頭を使ってボールを取ろうとすることで、快適な睡眠を促すことでしょう。
- 【猫壱】キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2
こちらは電動で活発に動く猫じゃらしです。3段階の速さがあるため、愛猫に合わせて変更しながら遊んでみてください。猫じゃらしの動きのテクニックがすごいと評判の良い人気商品のひとつです。
- 【Kawapet】自動回転 じゃれ猫 電動おもちゃ
花の周りをちょうちょや鳥がクルクルと回転します。愛猫の狩猟本能を刺激し、楽しいおもちゃだと興味を惹きつけましょう。自動的にクルクルと回転していくので、留守番の間も飽きることなくひとり遊びすることができます。
- 【ベストアンサー】スマートキャット
猫の運動不足を解消すべく作られたこちらのおもちゃは、先端に羽をつけて遊びます。自動であちこちと動き回るので、猫の興味を惹き付けます。ノーマルモード、スマートモード、フェザーモードの3種類があり、羽の動きを変更することが可能です。
留守番カメラ
最近では安価で高機能な留守番カメラがたくさん販売されています。留守番中の猫の様子をiPhoneやAndroidスマホから、いつでも確認できるので愛用している飼い主の方もたくさんいます。
動体検知をして録画をしたり、飼い主の声を送れたり、複数のカメラを1台のスマホで管理することができます。
また、ペットフィーダーと一体型になっているものから、赤外線がついていて暗闇でも撮影が可能なもの、レーザーポインターがついているものもあります。まずは猫がよくいる部屋に一台設置してみると良いかもしれません。
- 【Bedee】WiFi強化改良版 ネットワークカメラ
360°全面であたりを見ることが可能なこちらのカメラは、スマホやPC対応しています。100万画素のため、画質もとてもきれいです。また、暗視撮影も可能なため、夜どのようにペットが過ごしているのかも知ることができます。
- 【アーロ】ネットワークカメラ ワイヤレス
ワイヤレスカメラであるこちらの商品は、動作または音声を感知すると録画を開始し、登録しているスマホにお知らせしてくれます。万が一、カメラが盗難に遭ったとしても、録画ビデオは自動的にクラウドストレージに保存されているため、データ確認をすることが可能です。
- 【DEATTI】監視カメラ 室内カメラ
スマホで遠隔操作可能なこちらの商品は、一台につき最大6台同時に使用することができます。映像を見られるだけではなく、音声を聞くことも可能です。
- 【Furbo】ドッグカメラ
こちらは、留守番しているペットと離れていても、いつでも一緒をモットーにしています。スマホで操作することで、100種類以上のおやつを飛びさせることもできる、とても面白い商品です。
猫に留守番をさせるための注意点
猫に安全に留守番をさせるためにも、出かける前に注意してほしい点をご紹介します。
【画像】ポペットフレンズのつくだにちゃん
部屋の扉は固定する
猫が室内を行き来できるようにドアを開けておいてください。その際、猫が閉じこめられないようにドアストッパーをドアと床の間に挟み込んだりして、完全にドアが閉まることのないような状態にしておきましょう。
また、猫が入ると危険な場所や入ってほしくない場所には、鍵をかけてしっかりと戸締りをしておきましょう。
戸締りはしっかりとする
猫が窓から外に出てしまうことがないように、鍵をかけて窓を閉めておきましょう。夏でも網戸のままにせず、室温はエアコンで調整するようにしてください。出かける前には、窓と玄関の戸締りは必ずチェックしてください。
電気のコンセントは抜いておく
留守番のストレスから猫が電気のコードをかじってしまうことも考えられるため、室温を調整するエアコン以外のコンセントは抜いておきましょう。火事の原因や感電の恐れがあります。
コンセントを外すことができない冷蔵庫やタイマー付きの家電のコードなどは、普段からコードカバーをつけておくと良いでしょう。
誤飲・誤食事故につながる可能性のあるものは排除しておく
アクセサリー、電池、薬など、猫が口にしたら危ないような小さなものはしまっておくようにしてください。
特にひも状のものは、猫は大好きですし、遊んでいるうちに誤飲してしまうことがあります。飲み込んでしまうと胃にとどまり大変危険な状態になることがありますので必ず排除するようにしてください。
生ゴミ、食事の残りは始末しておきましょう。また、ごみ箱は空にしておくか、完全にふたをして開けられないようにしてください。
猫との遊び方のコツ7選!ペットの運動不足やストレス解消のためにポイントを掴んで楽しく過ごそう高いところに物は置かない
高いところに置いた物が落下した際に、猫に当たってケガをしてしまいそうな重いものやガラス製品などは置かないようにしてください。倒れやすいテレビなどは、あらかじめ転倒防止対策をしておきましょう。
お風呂の水は抜いておく
お風呂の水を好んで飲む猫もいますが、足を滑らせて浴槽に落ちるとパニック状態になり溺れる危険性があります。必ずお風呂の水は抜いておくようにしてください。
テレビや電気は消しておく
寂しがることのないようにとテレビをつけっぱなしにしていくのは、耳が発達している猫にとってはストレスにしかなりません。
また、暗闇でも目が利く猫には電気も必要ありません。テレビや電気は消してから出かけるようにしましょう。
ケージは使わない
ケージを使っていいのは数時間だけです。一泊以上の長い時間の留守番をさせる場合には、部屋の環境を整えてケージは使わないようにしましょう。
猫をケージで飼っても大丈夫?メリット6つとおすすめ商品4選!猫のする番は季節によって注意点が異なる
猫は快適な場所を見つけるのが得意であるため、多少の暑さや寒さをさほど気にすることはないのですが、留守中は窓を閉めてしまうため、夏場は部屋が非常に高温になってしまいます。
季節によって飼い主が猫に留守番をさせる際に注意しておくべきことをご紹介します。
夏場の留守番の注意点
閉め切った夏場の室温は、非常に高温になります。猫が熱中症にかからないように、日光の入りやすい窓のカーテンは閉めておき、エアコンをつけておくようにしてください。
猫が快適に感じる室温は28℃とされていますので、エアコンは除湿ドライで28℃に設定しておきましょう。猫がエアコンのリモコンを踏んでしまったりして、設定が変わったり電源をオフにしてしまうことを防ぐためにも、保管場所には注意してください。
また、通気口を開けておいたり、換気扇を回しておくなどして、風の通り道をできるだけ多く作る工夫をしてください。お気に入りの場所に、冷却マットなどを置いてあげるのも良いでしょう。
猫だって夏バテする!適切な6つの対策法で健康な身体を維持しよう冬場の留守番の注意点
猫は全身が毛で覆われているので、寒さに強い動物です。そのため、北海道のような寒い地域であっても冬場の留守番の際には暖房機器は必要ありません。暖房機器を使うことで、火災の原因になったり、猫がコードをかじって感電してしまったり、ヤケドを負う危険性が高くなります。
段ボールにフリースや毛布を敷き詰めて暖かく過ごせる環境を作ってあげましょう。それだけで猫は十分に寒さをしのぐことができます。
冬が苦手な猫の寒さ対策を今から始めよう!おすすめのあったかグッズと注意点帰宅したら猫のストレスを解消してあげよう
猫は留守番が得意であるとしても、飼い主が帰宅したら嬉しいに決まっています。すり寄ってきて鳴くこともあるでしょう。猫の留守番によるストレスは帰宅後すぐに解消してあげましょう。
猫がゴロゴロと喉を鳴らす意味や本当の理由5つまず猫とのスキンシップを優先させる
帰宅をしたら、自分の身の回りの後片付けは後回しにして、とにかく猫とのスキンシップを優先させてください。「ただいま!会いたかったよ」、「留守番ありがとう!ごめんね」などと声をかけて頭や背中などを、たっぷりと撫でてあげてください。
もしかすると少しすねたり、警戒をして飼い主に近寄ってこないことがあるかもしれません。その場合は、美味しい食事をあげるなどしてご機嫌をとるようにしましょう。
時間が経てば猫も落ち着いてくるので、自然と飼い主に近寄ってくるようになります。近寄ってきたら、スキンシップをして思う存分甘えさせてあげましょう。
猫が体を「すりすり」してくるその愛すべき理由とは?しつこいときの対処法はある?イタズラしてあっても絶対に怒らない
猫の中には留守番のストレスからイタズラをしてしまう子もいます。猫はイタズラをしたその場で叱らなければ、悪いことをしてしまったという認識ができません。
帰宅後、イタズラをしてあって怒ったとしても、猫にはその理由が全く分からないので、絶対に怒ってはいけません。それよりも、スキンシップをして甘えさせてあげることが必要です。
猫の留守番は環境づくりが大切
猫は宿泊の留守番ができるとしても、飼い主が環境を整えてあげることが必須です。トイレとエサと水は不足のないように用意をしてください。夏場は、室温の調整が猫の命に関わってきます。
しっかりと準備をすれば猫は快適に過ごしながら留守番をしてくれますので、好きな旅行を諦めたりする必要はありません。飼い主と猫が、お互いに適度な関係を保ちながら、ともに楽しく暮らしていきましょう。